「おばあさん、困ってるの?…山を降りた村に?いいよ…オレが持ってあげる」
「そう…変わった人だね。…いや、悪く言ってるんじゃなくて…。きらいじゃないよ」
❖コガラス(古烏)
男/15歳/163cm/半妖怪の烏天狗/呪術師
秘術結社「拍氷会」【illust/55703706】護衛
❖人物
烏天狗の父親と人間の母親の間に生まれた半妖怪。
人と接するのが苦手で非常に口下手。目を合わせず途切れ途切れに喋る。
努力はしているらしい。根は心優しく素直。命の重さをよくよく知っている。
空は飛べないが風のように足が疾く、非常に身軽。
高い呪術の素養があり、師匠であった狐の妖怪伝授の術は元々いくつか習得している。
現在は秘術結社「拍氷会」に護衛として身を置かせてもらい、
親の敵であるかつての師匠に復讐を遂げる為、術者や研究者達から呪術を学んでいる。
「ねぇ…お姉さん。…どうしても復讐したい相手がいるんだ。あなたの下で、強くしてくれない…?」
「……!おいしい」
❖略歴
狐の妖怪「泉珠仙人」【illust/56098834】に拾われ、呪術を教え込まれながらそれなりに大事に育てられていた。
師匠と慕う傍ら、自らを神と崇めさせる彼の新興宗教、それを信ずる人間達に少なからず疑問を抱いていたが、
ある時、彼の持つ"言葉に説得力を持たせる力"を持つ扇子は彼の父親である烏天狗のもので、
それを狙い、自らの両親を殺したのが育ての親である泉珠その人だという事を知る。
反逆の刃を向け一矢報いるも、師匠である彼には力及ばず仕留め損ね、そのまま彼の元を飛び出した。
いつか師匠より強くなり、命を奪い復讐を遂げるのが生きる目的である。
「…いつか絶対、八つ裂きにしてやるからな」
pixivファンタジアT 新津新天地編【illust/55643642】
2016-03-30 14:40:03 +0000