つい先ほど「すくらっぷ・ブック」の作者である小山田いく先生の訃報を知りました。
23日までに自宅で病死していたところを発見されたということのようです。59歳・・・私より年上といってもそれほど違いはない・・・早すぎます・・・
この漫画と出合ったのはたしか大学生だった頃・・・全巻集めて、このピクシブ内にキャラの誕生イラストを描くたびに読み返していました。
今の中高生たちにも是非お勧めしたい世界ですが・・・時代ズレしすぎて受け入れられない、なんていう寂しいことになっていないかちょっと心配、という思いを読み返すたびに抱いていました。
これから深夜近くまで外出なので速攻で描きました。旧コミック版 第4巻の表紙と第11巻 最終話を描きおえての作者コメントページをアレンジしています。校長先生は卒業式を間近に控えてという場面からとりました。
本当はいろんなキャラたちに賑やかに囲まれている様子を描きたかったのですが、あの作品の世界からいうと全員描かないと・・・という気もあり・・・でもそれはとても無理なので「晴ボン」と「麻紀」ちゃんのコンビにお見送りを託しました。
旧コミック版の冒頭にある作者の言葉を紹介しておきます。
「ボクの住んでいる信州・小諸は、軽井沢に近い小さな高原の街。そこで育った信州りんごの味をそのまま…ボクは漫画に描ききれたかナ?
なにはともあれ、新種のりんご(?)「すくらっぷ・ブック」の初出荷。まずは味わってみてください。ボクが精魂こめて育てた”心のスクラップ・ブック”の味を・・・・。」
(平成28年3月25日 完成)
2016-03-25 08:49:47 +0000