さて春らしさと冷え込みの同居する昨今よな。いや昨年来、どうにも肩やら指等の痛みが癒えませぬわ。更には左脚も随分と痛む様に成りましたわ。果たして快癒するのやら?其れは兎も角、中康治氏顕彰画とさせて戴きたく存じます。どうやら「康次」を名乗られる事も多い様で御座いますが、敢えて此の御名前で記述致したく存じます。さて筆者が中康治氏を認識致しましたのは昭和60(1985)年春に放映された「スケバン刑事」で御座いましょうか?一方で、世間から氏が注目されたのは其の前年の「宮本武蔵」以降かと拝察致しますが、筆者が観たのは恐らく再放送の時点で在ったかと存じますので、却って吃驚致しました様な記憶とて御座います。亦、昭和54(1979)年に公開された「戦国自衛隊」にも三村泰介役で出演されて居られたとの事ですが、其の頃は気附きませなんだ。唯、矢張り時代劇の出演は多く、昭和61(1986)年に放映された「白虎隊」に於ける佐々木只三郎役は、妙に印象深かった気が致します。さて、氏が道士嘉挧を演ぜられた「五星戦隊ダイレンジャー」は平成5(1993)年2月より放映されて居りますが、今の御時世では「スーパー戦隊シリーズ」とやら云う呼称も、すっかり定着して居り、嘗て此の番組は「戦隊シリーズ」として第15作目だった件とて「今は昔」なのやも知れませぬわ。いや、実に制作陣とて「戦隊シリーズ」の15周年を記念した作品として、随分と凝った構成を試されて居られる様で、其れ故に多くの視聴者から支持されても来た筈かと存じますが、現行の体制では此の作品はシリーズ第17作目に該当するとの事で、何やら歴史の移り変わりと云うものが身に沁みる心地ですわ。不意に思いますれば近年は、ニュース等で所謂「歴史認識」とやらが、どーたらこーたらと報道される事例も多いですが、現代社会に於いては、見解の相違等と云うものは寧ろ必然なのやも知れませぬわ。まあ、変に考え方を統一されるよりかはマシでしょうがね。
2016-03-14 06:54:36 +0000