香也子＠ブコメ後程！素敵な企画元様：幼き恋と後に知る【illust/54129479】
※BL企画です。苦手な方はご注意下さい。
◆基本情報
氏名：狩野 修吾（ｶﾉｳ ｼｭｳｺﾞ）
年齢：17歳
身長：192㎝（電車に乗る際屈み忘れてでこ強打する）
実母が大阪在住。中学三年は母親の地元で生活したため、すっかり口調が移った。
標準語も流暢に話せるが、面倒臭いので普段は楽な大阪弁で会話している。
自分の欲求にはすこぶる正直者。
一人暮らしを良いことに、事あるごとに香君を自宅に連れ込んではいるが、今のところまだ恋人関係には至っていない。ここまで我慢したんだからじっくり後続を断って手中に収めようと虎視眈々と狙っている。とりあえず恋敵はあらゆる手を用いて速やかにご退場いただいている為、修吾の心中を知る友人各位からは「はよ告ってくっつけや」と突っ込まれまくっている。
多分好意は持たれているし、断られる事はなかろうとは思っているが、今の親友ポジションもほどほどおいしい為手放すのが惜しかったりする。
また、海外の大学に進学させたい父親と、恵まれたガタイを生かしてモデルやらへん？な母親と、国内で手に職系の専門学校か大学に進みたい修吾とで三つ巴の進路戦争真っ最中。本人の自立心が強いので、おそらくは修吾が望む道を歩く事になると思われる。
ちなみに離れている間にそこそこ経験は積んでいるので、いざとなったら腹括る気ではいる←
幼少期【illust/55046003】
言っとくけど離れる気ぃあらへんから、覚悟しといてぇな♡な幼馴染
由汐 香君【illust/55647505】幼少期【illust/54886489】
自覚は割と早かった
離れたくない、嘘つきとぎゃん泣きしたあいつの声が耳にこびりついて
どんどん小さくなる姿に膝を抱えた
多分あれが初恋だなと気づいたのは、転校先で女の子からチョコもらった時だったか
あの年頃の男なら擽ったいながら嬉しいはずのものだろうに
あいつに食わせてやりたいなと何故か思って
傍に居るならリクエスト通りに焼き菓子でも拵えて、リスみたいに頬を膨らませてご満悦の様子を眺められるのにとか、ごくごく自然に浮かんで。これはちょっとやばいかもと冷や汗かいた。
だって俺は男で。
あいつも男で。
野郎同士で恋愛なんて可能なのか？って思って調べて。
世の中そういう恋愛もあるのだと知りました（遠い目）
気づいたからにはもうそっからは一途というか執念というか。
親父を説得して、お袋探し出して。
海外転勤に伴って俺を連れていきたい親父と、引き留めて利用したい母親と、とにかくあいつの近くに戻りたい俺との三つ巴で暗黒親子会議を繰り返した。俺よく生き延びたよなってあの頃の陰惨な口論三昧な日々を思い出して意識が遠のく。
最終的には選ぶのはお前だからと諦めてくれたというか、一時休戦してくれた親には感謝する。
まあそんなこんなで。
こまめにメールのやり取りはしてたし、無駄にレベルの高いコミュ力でゲットした友人たちからの情報提供もあって、全く離れていた気がしなくはあったが、離れ離れになっていた思い人と再会したわけである。まる。
「ほんっとお前変わってへんなあ」
大人ぶりたいのか、度の入ってない眼鏡をかけてどうだ似合うかと胸を張る奴の頭に手を置いて、わしわしと掻き回してやれば、髪が乱れると文句を言われた。
そんくらい後で整えてやるし。
むしろ触れさせろ、ケチ。
なんてじゃれつきながら牙を隠す。
嫌われてはいないと思うけど、これだけ耐えたんだ。
確実に手に入れないと、だろ？
「あー俺一途やからなー欲しいのは一人だけやし」
お調子者で成績はほどほどでも目立つあいつにアプローチをかけてくる奴は多い。
それとなく予防線を張り、網にかかったやつは排除して。
俺モテないからと困ったように笑うあいつに
「意外と近くに居るかもしれんでー運命の人とか」
笑って返す。
あと、少し。もう、少し。
網を張って邪魔者を消して。
バレたら怒られそうな気もしなくはないけど、たぶんこいつなら困ったように笑いながら受け入れてくれるだろうとも思ってる。
だから、あと少し。
ほらあと一歩でこの腕の中に落ちてくるから。
「もう離れへんから安心しぃ。俺にはお前だけや」
◆再会してもお友達♡
須賀沼律己君【illust/55647262】
「え、マジかい。移動面倒やなあ…（溜息）」「あ？どこや？ああ、これな…ここにこの公式当てはめて、こうで…こう。で、律己、俺も次当たりそうなんやけどヤマ張らへん？ベットは昼の焼きそばパンでどや？」
◆餌付けで友人ゲットしました
百鬼 英智君【illust/55740977】
「黒っ！百鬼が黒い！あーぶつけたくらいでちっこーなるんやったらお手軽やなーお前はどたまぶつけて背ぇ高なるとええなあ♡」
※言われたら百倍返しが修吾の流儀です＾＾
2016-03-08 13:05:26 +0000