【仁本物語弐】生沢京江【第伍世代】

オトンヌ

「母様と父様は、まるで物語のような恋をしたの。ちかもいつか……。」

こちら【illust/52333018】の企画に第伍世代さんかさせていただきます。

♥生沢 京江(いくざわ ちかえ) 26歳 身長147cm
 種族 人間
 一人称:ちか 二人称:あなた

 運命をただ傍受する女は、自由な青年と出会った。
 無邪気に誘う声と、忌々しくも大切な村を天秤にかけ、彼女は男を選んで忌々しい村を出た。
 広い世界を知った女は、今日もニコニコと笑っているんだとさ。幸せそうで何より、何より。


 先祖代々受け継ぐ呪いより、感情の混ざる意見はすべて逆の言葉になって表れる。
 が、本人の性格は天真爛漫。成人して落ち着きを見せたものの、やはりどこか夢見がちで、良くも悪くも無邪気。
 母譲りの頭脳で女学校を卒業し、今は近くの小学校で教鞭をとっている。
 野猪の村については母に聞いており、自分も連れ戻されるかもしれないからと幼いころから身を守るすべを習っている。
 母と父の話もまた、母から聞いていて、父の存在はまるで物語の王子様のようだと憧れている。
 呪いの効果は消えないものの、それならば自分の意見は言わなければいいと解釈し、真意を告げる部分では口をつぐむ。
 そこで表情を変えることにより、相手に察してもらおうとし、伝わらないようであれば筆談をする。
 幼いころには呪いに振り回されていたが、今では慣れ、受け入れて毎日を過ごしている。

 「生沢京江です、ちか先生と呼んでください。みんなと少し違う所があるけれど、生まれつきの病気だから気にしないでね。」
 「あら、ごきげんよう。何か御用ですか?……ああ、なるほど。その集まりのお誘いですか……。(笑顔で頷く)」
 「ちかにも運命の出会いというものがなければいいのに、なんて。行き遅れにはあるでしょうけれど。」

♥家族
 父 生沢京十さん【illust/54621488
 母 野猪華江【illust/54460332
 「父様は母様をあの村から救い出した王子様、ちかはお姫様という柄じゃないけれど、いつかそんな人がきてくれたら……。」

 きょうだい 【】

♥申し訳ありませんが、私の投稿する仁本物語弐は第伍世代で終了とさせていただきます。
 これまで素敵なご縁をいただいた皆様、本当にありがとうございました。
 第伍世代の婚姻に関しましては、次世代にはこちらから子を出すことがないためタグを外しておりますが、
 それでも構わないという方がいらっしゃいましたら、その際には相性で決めさせていただきたいと思っております。

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2016-02-23 16:07:08 +0000