社会に出てから、現在に至るまで「あんたそのままでいいのかい?」って随分いろいろな人から言われました。
もっと酷い言われかたをされたこともあります。
実際、自分自身は一体なんなのか。体は悪くするし、肝心な事は決められないし、アーティストにもビジネスマンにもなれなかったわけです。
この絵を描いた頃も、自己嫌悪だったり、他人にも説教したりするし、気分はパンパン状態。
それなのに、何か描かなければという気持ちにも襲われ、少し遠くへ行くも、その場所の名物を描く気にもなれず、どこにでもあるような木を描いてます。
当然、構図も形も不安定になるわけです。
でもそれでいいんじゃないか。
何かに何を言われようが、焦ることはないのです。
この木のように。寄り添いながら。
2016-02-22 11:11:55 +0000