仁本物語 弐【illust/52333018】
◆ 清雪 懺解/せいせつ ざんげ
半妖(鬼)
男│26歳│178cm
母の残した小さな家で、呪い師として他人の不幸を受け取りながら暮らしている青年。
両親が幸せだったことと、父が母を殺したことは本人の中で決して相容れないことでなく、幸せとは相手の望みを叶えることにあると思っているところがある。
結果、気に入った相手には見返りを求めることなく何でもしてあげてしまう。
元来、父に似て身体が弱く、先が長くないため惜しむものなど何もない。欲も薄く、自宅はかなり殺風景。
母から継がれた呪いは痣ではなく、父の装飾によく似た紋様として浮かび上がり、蔦が絡み付くかのように身体を侵食している。
既に左腕にはびっしりと紋様が焼き付いており、ほとんど動かない。
「お客様にお茶も出せずに申し訳ない、腕が不自由なもので」
「命を粗末にしているだなんて、大袈裟ですね。今さら少し寿命が縮んだところで大差ないってだけですよ」
「生寄死帰。あの世でいつか来るキミを、ずっとずっと待っています」
◆ 家族
父:厄紅さん【illust/54555313】
「とても明るい方でした。ご自身の闇は晴らせなかったようですが……母の光ではありました」
母:清雪 縁呪【illust/54559595】
「笑顔の少ない方でしたが、父と居るときだけは柔らかい表情をしていたような気がします」
弟:厄紫さん【illust/55047169】
「焦ってはいけないよ、厄紫。大丈夫、お前の望む存在と、いつかきっと出会えるさ」
◇ 仁本物語弐、ありがとうございました。
初代からご縁を繋いでくださった、ヲオ崎さん、石動さん、水無月さんには大きな感謝を!
ずっと大好きです!
◇ 問題ありましたら、ご連絡ください。
最終更新:18/03/14
2016-02-13 08:20:51 +0000