「やぁ、そこの君。時間があるのなら占ってあげようか?」
❖名前:ラウハ ( 所属:天の民/天pt:10 地pt:0 ) ❖性別:女 / 年齢:??歳 / 身長:150㎝
❖一人称:私 ❖二人称:君
❖skill
【星占い】星の声を聴き、様々な事柄を占う。
【忘却の囁き】囁かれた者は自身にとって一番辛い記憶を忘れ、記憶は囁いた本人に移る。
《忘却兎》
忘却の呪いを得意とする長寿な一族。その身に星を宿しているためか 大きな兎の耳は暗闇の中で淡く仄かに光る。
忘却の囁きをかけられた者は 自分にとって一番辛い記憶を忘れる事が出来る。ただその記憶は忘却の囁きを実行した忘却兎に記憶が移るというもの。かつての忘却兎達は他人の辛い記憶に耐えかね、本に記憶を押し込み鍵をかけた。
《忘却兎について【novel/6441875】》
占いの仕事をしながら旅をしている忘却兎の女性。性格はマイペース。落ち着いており、物事に動じない。
甘いものに目がなく 特に金平糖が好物。星のような形がお気に入りらしい。
❖2/14.素敵なご縁をいただきました! 天の民:エオニオさん【illust/55125840】
「(もぐもぐごっくん) そんなところで倒れて どうしたんだい?
「お腹が、すいた?」行き倒れか。
う…そんな物欲しそうな目で見られたら食べにくいよ。
そうだ、君も一緒にご飯を食べるかい、お腹がすいているのだろう?」
「やぁ偶然 また会ったね。後を追っていただろうって?
ふふっ 君の姿が見えたから、つい。君とお喋りしたかったんだ」
「付け…ねぇ、私の占いは先払いが基本なんだけど…
恋愛運ならー 無料で見てあげるよ?」
「この時間だと星がよく見えるね。好きな人と一緒に星が見れるなんて幸せだな。
…あれ、言っていなかったっけ?エオニオ、私は君のことが大好きなんだ。
こんな気持ちになったのは 君がはじめてだよ」
☆ ☆ ☆
目を瞑ると広がる暗闇。小さな頃はこの暗闇がこわくて よく泣いていた気がする。
あんなに大好きだった親の顔は朧げで、もはや声すら思い出せない。
いつしか泣くこともなくなった。
長い、長い時を一人で生きてきた。
全てを忘れてしまいたくなるほど長い時を、それでもただ生きてきた。
星々の煌めきはその時々で違えど、私の孤独すら包み込んでくれているかのようで
見ているだけで癒され、励まされた。
☆ ☆ ☆
見ていて飽きない、面白い人に会った。彼は私の能力を必要としないらしい。
そんな人に出逢ったのは、はじめてだ。
君が私の名を呼ぶ。能力抜きで私が必要だと、ずっと一緒に過ごしたいと言う。
負の感情に慣れてしまった私にも、まだ誰かを想える心が残っていた。
それがとても嬉しくて、愛おしい。
私は一人じゃない。
彼が私の名を呼んでくれるのだから。
静寂に包まれた暗闇の中でそっと涙を拭う。今が夜でよかった。
この年で泣いているなんて恥ずかしいだろう?
☆ ☆ ☆
愛しい君。
私の全てをあげるから もっと君を見せて?
囁いても忘れることない、そんな記憶を刻み付けたいんだ。
どんなに時が過ぎても色褪せない、鮮やかな物語を紡いでいこう。
———夢の中でも 君に逢いたい———
☆ ☆ ☆
❖婚姻に関しては所属/ポイントは問いません。メッセージをいただけた場合、早めの返信を心がけますが遅くなることもあります。
4日以上経っても返信がない場合は不着の可能性がございますので再度お送りいただければ幸いです。
❖不備など、何かありましたらメッセージからご連絡下さい。 ※キャプション随時変更※
❖企画元様:天と地の世界樹【illust/54032140】 よろしくお願いします。
2016-02-07 07:28:41 +0000