流星の夜に
リア「兄さん
一度に三つも流れた!」
ロス「なあアイオリア
そちら側に行ってもいいか?」
リア「駄目ですよ
そうしたら流れ星を数える
勝負にならないじゃないですか」
ロス「じゃあお前の勝ちでいいから」
リア「兄さん
俺のこと子供扱いしている…っ
くしゅんっ!」
ロス「やっぱりそんな薄着で来るから」
リア「放っておいてください」
ロス「……」
リア「!?兄さん…これ貴方の膝掛けじゃ…
風邪をひいたらどうするんですか!」
ロス「だから一緒に羽織っているだろう
それにくっついていると温かいし」
リア「……っ」(赤面)
ロス「おっ 今のは随分長く流れたな
そう言えば
お前願い事をしなくてもいいのか
前はそれはもうたくさん」
リア「一度だけで十分です
望むことなんて一つしかないから」
※二人羽織ではなく、膝掛けを二人で並んで座ってぎゅうぎゅうして使ってます♪
ロス「なあアイオリア」
リア「何ですか
兄さん」
ロス「幼いころみたいに
膝の上に乗っても
抱きついてきても
いいんだぞ」
リア「兄さんっ!」
それにしても、猫にまで嫉妬する兄さんは、もう完全に末期症状ですね。弟のことになると、とたん器が小さくなる♪リアと猫さんがべったりとか素敵♪
こもりうた(どうしても膝の上に乗せたいらしい兄さん)illust/53717824
聖戦後復活設定 ロスリア兄弟中心<光風とともに>シリーズ時系列
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2016-01-31 11:13:44 +0000