ポテトサラダ ＊さて、本日の短時間挑戦は列車で御座います。
御覧の通り背景込みの一枚で、且つ背景が主体の様な挑戦と成りました。
唯、問題はその背景が今一つ満足行く出来とならなかった事で御座います。
やはりもう一種類ほど葉を表現できる筆が欲しい所で御座いますねぇ。
そして、更に船までこいでしまった事で満足の行き出来でないにもかかわらずお時間は44分という結果に。
＊本日の列車は富士急行のフジサン特急、2000系で御座います。
2001年にJR東日本のパノラマエクスプレスアルプスを購入し、整備改造して導入した物なのだとか。
ちなみに、この車輌自体団体専用列車や臨時列車として富士急行線への入線実績があったのだとか。
白を基調とし、フジサンをモチーフとした楽書きの様なキャラクターが98種類、加えて車内に3種類の101種類描かれているのが特徴と成っております。
ちなみに、1号車と2号車の2編成だったのですが、それぞれの編成でフジサンクンというキャラクターは共通であった物の、それ以外のキャラクターは完全に異なっていたのだそうです。
13年に小田急電鉄から20000計編成を譲渡され、其れを3両編成に改造後富士急8000系として導入。
それに伴って2号車は運休予定となり、最後のイベントでその幕を閉じる予定だったのだそうですが、不幸な事に記録的大雪の為にそのイベントは中止。
そして、14年2月付で廃車扱いとなり、13年中に解体撤去されたのだそうです。
そして、残った1号ですが、現在も運行されている物の老朽化や訪日外国人旅行者の増加などにより輸送力の強化が必要と言う事で引退が決まったそうです。
12月19日から最終2月7日迄の間、フジサン特急2000系さよならキャンペーンが実施されるのだとか。
＊本日の撮影者さんは山犬さんと狼さん。
世界遺産となった事で観光客が増加した富士のお山の側を走る名物特急。
剰りにも特異なラッピングが特徴的であった物の、元々この運行会社が他から列車をお下がりで入手する形に徹している為部品の入手も中々難しい状況。
加えて、新しい車輌を譲り受ければ当然車庫なども満員になってしまうのであふれ出た車輌から廃車などと言う形へ。
世の中の無常を残酷なまでに表している列車の入れ替わり現象。
今回この楽書きじみたイラストで埋め尽くされている車輌にも終わりの時が訪れる事になったと言う事で記事にする事に。
この地で特急をする以前の姿も知っている山犬さんは何とも感慨深い気持ちでシャッターを切り、狼さんはその圧倒的な存在感に若干気圧されつつもシャッターを切るのでした。
2015-12-16 10:06:31 +0000