冬闘乱2015【illust/53109772】二人目参加させて頂きます。
今期もよろしくおねがいいたします。
「綺麗な色をした糸ですね。なんて忌々しい。」
◆ 葬月 切継(ほうづき きりつぐ)
玉鋼学園2年生/西軍
身長169cm/男子/
一人称:僕/二人称:~くん・さん、貴方
万人に敬語で接する品のよい男子生徒。
双子の姉にのみ敬語ははずれる。
物腰も穏やかで実年齢より大人びた雰囲気。
どこか価値観がずれている異質な雰囲気は否めないが、頭が良く人当たりもとてもよい。
葬儀屋と怨魔退治を代々している祓魔師家系の葬月一族の次男で
自身の双子の姉と上に双子の姉兄がいて、家督は上の双子が継ぐ予定。
双子の姉に好かれていないことは自覚しているが何を言われても動じない鋼の心をしている。
面をつけているのは「姉が自分と同じ顔を嫌がる」という理由が大きい。
が、姉に扮して姉の周りの人間に近づく悪癖は治らない。
面をはずされてたり顔を見られても怒ることもなく大人しくしている。
葬月一族の特性として、繋がっている縁や命をいろんな糸として視認できる。
姉の周りの縁を切ってやりたいが、自分に跳ね返った代償としてその姉との縁が切れては困るので手を出さずにいる。
◆心剣:菊理不(くくらず)
片鋏の形をした剣が金と銀で対となっており、基本的に双剣の様に使う。
形が不定形で断つモノにより型が異なる。
「繋がっているもの」であれば命、縁、五感など種類を問わず断ち切れるが、
断つものが神聖であればあるほど一時的な物となり、
それを汚した代償が己に跳ね返ってくるため最悪寿命が削れる。
繋がりを断ち切った対象には菊の花が咲き、その花が枯れる頃効果も切れる。
繋がりを「永遠に」断ち切ったなら、枯れぬ菊の花が餞の様にずっと傍で咲いている。
断ち切ったものは繋ぎ直すことは可能だが、切継本人にその繋ぎ直す力はない。
◆関係者様◆
◇万寿院こよりさん【illust/53806276】(こより・こよりさん)祓魔師として実家ぐるみで付き合ってきた幼馴染。姉の養子入り後もよく会っていた。
「お久しゅう、こよりさん。お元気そうで何より。相変わらず底を見据えていらっしゃる。」
「おやまあ、随分と掘り進めましたね、珠子はもう行ってしまった様で…残念。折角なので小話でも如何です?」
「どうやら一人ぼっちでは無くなったようですね。まあ、あの頃から分かっていたことですが。
一人ぼっちは昔から僕だけのようです、淋しいです。なんてね。」
「そう、それが感情の不思議なところ。ですが聞くところによると、
傍にいるだけで喜びを増やし淋しさを減らす存在が居るようですよ。それができるのはたった一人のようですが。」
(ねえこより、貴女ご存知でしょうか。珠子のあの深紅の色の繋がる相手。
心配なんです僕は、珠子が結ばれない相手に恋して傷つくのが、ねえ、一人の弟として。)
(教えて差し上げましょうか、貴女に繋がる糸の存在、手繰り寄せられる自信が付くように。
ああ、矢張りやめましょう。それはとても詰まらない。僕が今より一人になってしまいます。)
◇綺志満珠子【illust/53806262】(珠子)
血を分けた双子の姉。幼少期に自分に相談もなく他家へ養子入りされた。
「なんだか懐かしい面々とまみえる事ができたようじゃないか。嬉しいかい珠子?」
「ほら、どうしたんです。強くなったんだろう?
貴女のいるべき場所は此処だ。知っているでしょう。早く帰っていらっしゃい。」
(何てことだろうね、君に絡まる縁が この冬だけでこんなに大元の姿を表すなんて。その縁、いっそ僕諸共全て…)
(どうゆうことだい、その深紅の赤い糸。おかしいじゃあ有りませんか。何年たっても衰えるどころか、むしろ)
いよいよ、限界がきているような気がしているんだ。
同じだった背も少しずつ差が大きくなって、君の周りにも無視できないような深い縁が現れた。
君が帰ってくるのを待つには些か時間が足りないらしい。
最愛の僕の姉。
どうかこれから何があっても泣かないでほしい。
『そう』なることは、僕達に決められた宿命だったのだから。
お友達や関係者様随時募集させて頂いております…!
何かございましたらお手数ですがメッセージよりお願いいたします。
2015-12-07 10:17:43 +0000