遅れましたが、参世代目もよろしくお願いします。
【仁本物語弐】 illust/52333018
呉服屋のぶっきらぼうは、今日も無表情で客を迎える。
周囲からどう思われてもその刺々しさを隠そうともしないが、
その実、愛情をたっぷり受けた青年は、町に仇成す存在を許せない、正義漢であるらしい――。
彼の理解者は、まだそう多くはない。
「太ぇヤツ。残念だが、オレは不正は見逃せねぇ性質なんだよ」
「……いらっしゃい。何かお探しで?」
「オレは好きに生きてんだ。不快なら関わんな」
「…………別に、お前のためじゃない」
■名前:高槻 宵汰 / タカツキ ショウタ
■性別:男
■種族:半妖(人間、化け狐)
■身長:182cm
■年齢:23歳
■一人称:オレ
■二人称、三人称:お前、~さん
軍人一族の血を引くが、「国なんかのためには働けない」と軍属せずに母方の呉服屋『一斗瀬』で働く。
無口で無愛想なため、接客はいまいち評判は良くないが、本人は反物のような綺麗なものが好きなため、店を気に入っている。
父親の性質を継いだのか、母親の優しさの影響からか、不正を許さず、町で悪事を働く者をしばいている。
基本的にはぶっきらぼうな為、刺々しいが、情に厚く、身内には甘い。
趣味は、散歩という名のパトロール。よく所縁のある竹林にも寄る。
化け狐としてはクォーターであるためか、力が弱く自分から化けることは難しい。
ただ、感情が昂ったり、ビックリすると耳や尻尾が出てしまったり、別のものに化けてしまったりする。
化けてしまうと、自分ではなかなか戻れない。
冷血漢を気取っているのもこの辺りのことも理由になっているのかもしれない。
☆素敵なご縁を頂けました!(*´ω`*)(12/08)
葉澄ちゃん【illust/53825571】
青年は、ただ自分に正しく在りたいだけだった。
「おい」
だから、悪い大人とそれに騙される少女の間に入ることなど、いつものことだった。
「ええと……、わたしに何のご用でしょうか?」
ただ、少女が己に降りかかった災難を理解していないことを除けば。
「……お前、どこ行きたかったんだ?」
「お前の為じゃねえ。ほっといたらオレが後味悪いだろ。いいから、黙って着いて来い」
いつものようにつっけんどんな態度でも、少女はにこにこと着いて来る。
それがどうも、どうしても青年には放っておけなかった。
「礼なんていい。……でもせっかく来たんだ。髪飾りくらいなら、選んでやるよ」
「へえ、お前の能力凄いんだな。……いいな、綺麗だ」
「……いいんじゃないか、葉澄は葉澄らしくあれば。オレはお前の素直さ、好きだよ」
「ふ、深い意味はねーけど!」
最初はただ純粋すぎて危うげな少女だと思っていた。
けれどその純粋さが、青年には眩しくて、愛おしくて、手放し難くなっていった。
――その輝きを、守っていたいと思う程に。
「お前は安心しとけ。何があってもオレがここにいる」
「だからオレの傍で、笑っててくれるか――?」
■家族
父親 初瀬くん【illust/53459754】
「なんだよ、親父。人見てニヤニヤすんなよ……」
食えないけれど、尊敬する父親。
母親 咲宵【illust/53317847】
「母さん、あんまりくっつくな……。いい加減、子離れしろ!」
甘えんぼな母親。子離れして欲しいとは思うが、無碍にもできない。
妹 高千穂ちゃん【illust/53942698】
「おい、千穂! 危ないから置いとけって言ったろ!」
ほっとけない妹。冷たくしているように見えて、可愛がっている。軍で不当な扱いを受けていないかと心配している。
☆申請について種族は問いません。人間、妖怪、半妖どなたでも。病んでるさんでも悪人さんでも大丈夫です。
良縁がありますように。
お返事は3日以内には返したいと思います。3日過ぎましたら、届いていないことがあるので再送信して頂けると助かります。
既知関係も随時募集中です。お気軽にどうぞ。
問題等ございましたら教えてくだされば。
キャプション随時更新。
公式ロゴお借りしました!illust/52739224
素材お借りしました! illust/35686125 illust/53220486 illust/27520074
2015-12-04 16:15:00 +0000