架空定期夜行列車「エクセリカ」

夢こえ
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アリスティア製作時に「ななつ星みたいな列車ばかり増えてもいいのか?」とか「昔乗った八甲田やムーンライトながら(大垣夜行)、そして2016年3月に廃止になるはまなすのことが常に頭にあった」ので、アリスティアが周遊型観光特急なら、さしづめエクセリカは定期夜行急行という位置づけで製作しました。

食堂車や個室寝台を連結したはまなすを想像して頂ければ幸いです。
車体の基本的な部分はアリスティアと同じですが、天井部に区画構造型水タンクを搭載することはないため、最高速度は10km増しの時速120kmを想定。また大きさも全長26.4m、全幅3.3m、全高4.8m、軌道幅1600mmなのは一緒です。

各車両に給湯器が設置されていのが大きな特徴ですが、これはロシアや中国の夜行列車からヒントを得て作りました(実際に乗ったことはないのですが、TVやネットからの情報で) 何かロシアや中国の夜行列車のイメージというと、どうしても「カップラーメン」のイメージがwww 格安旅行をする鉄っちゃんにも喜ばれるんじゃないかな、と。

また簡易寝台車(C寝台)とは、夢こえ世界の鉄道では現実の開放型B寝台をC寝台へ格下げした存在です。俗に「クシェット車」とか「ノビノビカーペット車」の様な簡易的な寝台サービスを思って頂ければ。

座席車にある備蓄庫は、大雨や大雪で長時間足止めを食らった時の為に、非常食(主にカップラーメン)や毛布を用意する為のスペースです。エクセリカの走る世界の自然環境は結構厳しいのですよ。

運行する区間は、北は朱鞠枝(しゅまりえ)から結奈(5~6月の雪融け増水時はナポリン経由へ変更)、果凜から中央部に入り首都萌州里(もえしゅうり)へ。ここで半分のお客さんが入れ替わり、今度は西へ。海底トンネルを通過して南部最大の都市愛理へ。ここから補機を連結して3000mの山越えへと。その後は日向や美園を経由し沖原を経由して梨奈(なしな)で終点。

アリスティアとは違い、エクセリカの食堂車は準備室や倉庫もない為、途中なるべくSoldOutしないよう「果凜」「萌州里」「愛理」の3カ所で、シャワー用の水の給排水も兼ねた長時間停車中に食材調達。シベリア鉄道みたく肉と魚料理しかないのではなく、食材調達後はメニューも変えて道中各地域のメニューを楽しめるようにしたいですね。

またアリスティアと同様に、2号車に清掃控室とかごみ収集室も設置し、トイレとごみ箱を常に綺麗に使えるように工夫(もちろん長時間停車中にも清掃はやりますが)

最後に大ざっぱに走行距離を計算したのですが、結奈経由で9340km程度でしょうか。秒定速度70km/hで走行した場合、最低でも約133時間(5.5日間)かかるのですが、実際は停車時間等も含めて約6日間の道中でしょうね。

最後に24両編成化するにあたって、かつてはまなすと共に北海道周遊券ユーザーに親しまれた「急行八甲田」の遺伝子を継承すべく、バイク・自転車を積み込める荷物車を4両連結してみました。
風雨来期な旅人やバックパッカーを意識し、かつモーダルシフトの可能性を模索するという意味合いもございますが。

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2015-12-04 08:11:48 +0000