1944年12月の日付が3日に変わった後、フィリピンはレイテ島オルモック湾にて、五隻の駆逐艦による戦闘が勃発しました。第七次多号作戦で輸送艦3隻を護衛してきた日本海軍の竹と桑、対してそれを妨害しに来たアメリカ海軍のアレン・M・サムナー、クーパー、モール。100分に満たなかろう夜戦の中、最初の9分で桑は米軍側のレーダー射撃を受けて撃沈してしまいます。その後砲撃は残った竹に集中しますが、弾を掻い潜りつつ砲撃で応戦していた竹は雷撃を決行、3発のうち1発がクーパーに直撃し船体を真っ二つに裂いて36秒のうちに撃沈しました。その後米艦2隻は退却、輸送艦3隻に被害のないうちに夜戦は日本側の勝利に終わったのです。
オルモック夜戦から昨日で71年となった事に因み、『南洋艦隊物語』の竹と、未登場の桑をこの通り描いてみました。イメージとしては、オルモックからマニラに帰投し、修理を施されている竹自身の想い、といったところでしょうか。
……本当なら昨日のこの時間に描くべき題材でしたが、一昨日深夜にダウンしたお陰で1日遅れとなってしまいました。まあ、マニラ帰投が4日午後なので、完全に作戦が終了する時間の前に済んだだけまし、ととらえておきましょうか。
結局秋イベはソロモンの戦いになってしまいましたが、冬イベには是非とも多号(またはレイテ沖海戦や礼号)モチーフの作戦となり、松型実装をしてほしいと思っています。今回のイベントでやっと全海域突破(スピード重視で途中丙作戦を多用していましたが……)出来たので、そうなったら今度は邂逅重視で挑めるんじゃないか……と、深夜の調子で支離滅裂な事を言っている気はしますが。
今回のイラストはオリジナル艦娘しか描いていないので艦これタグは付けないでおきます。
2015-12-03 18:54:01 +0000