【千国大河】シュガー【第五期】

まかろに
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此方【illust/50050950】の素敵な企画に参加させていただきます

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奇跡の鳥から生まれる子はどんな子だろうか
一族のレシピには書かれていない子だろうか

どんな味?どんな羽?どんな料理を作り出す子?

「奇跡の鳥」であり星空の翼を持つ白鳥の子からうまれたのは
まるで白鳥の子の願いを沢山沢山つめこんだきらきらした春の女の子

彼女が笑えば桜がほころび、卵からは桜色のお砂糖があふれ出す

彼女は微笑みを浮かべてこう告げた「さぁ、とっても甘い夢を見ましょう」


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◆砂糖の卵の使い手、シュガー
 年齢:16歳 身長:156㎝ 性別:女
 一人称:私 二人称:あなた、~さん、呼び捨て
 ポイント→200pt(強靭:40 知能:40 器用:120 機敏:0 幸運:0)

【能力】
→薬学知識
 蜂蜜の調味料の卵使い手から続く薬学知識
 シュガー自身も父に習い、治療などが出来るが主に薬の調合の方が得意
 自身の卵から生み出される砂糖漬けもその1つ

→春空の翼&春空の葉
 父の星空の翼が変化し、春空の翼へと姿を変えた
 翼は白鳥のものであり、父とは違い力の制御が出来る為
 本人の意思で大樹を生み出すことも可能

→獅子の力
 クエレブレの国王であった父に似て力を得た
 戦う事も出来るようになり、これにより時折卵から生まれる
 ひよこを猛特訓させている

→じゃぶじゃぶサイダー
 治癒効果のある桜サイダーになった
 治療を嫌がる人は魔法で出した大きな瓶に詰めてじゃぶじゃぶシェイク

◆第四期
大きな父さん:ダンデ・レオニス【illust/53316316
赤の歴史書
「大きな父さん、今日はね父さんの為にイチゴのショートケーキを作ってみました!
 なんと生クリームは桜味なのですっ!小さな父さんには負けてしまうけど
 それでも、大きな父さんへの愛情は沢山たくさん詰め込んだよ!」

小さな父さん:シナモン【illust/53314768
黄の歴史書
「小さな父さんが望んだことが出来るってすごいと思うの
 だから私は父さんが待ち望んでいた春をたっくさん届けに行くよ!」


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素敵な絆を結ばせて頂きました
栄華の国ザ・シネマ リメイク・アルメニアクム・ザ・シネマさん【illust/53824724

沢山の積み重なったレシピ、とっても甘い夢は誰にどんな夢を見せるのだろうか
一族が目を輝かせ春の鳥を見つめる中、少女は一人の女性に巡り合う

「天使様?あははっ私の父さんはそういわれた事あるみたいだけど、私は天使様じゃないよ!
うん、そうシュガーって言うの。よろしくねリメイク、私はヒヨスパ一族の春の鳥だよ
人より羽が大きくて、あとそうだなぁ…皆にご飯を食べてもらうのが大好きなの!お腹すいてない?」

「私達のレシピは沢山沢山あるよっ、メープル、蜂蜜、ミントにシナモン…
 甘いのも苦いのも、さわやかな物も沢山たくさんあるの。それはどれも大切な人たちに
 新しい味と彩を加えてもらった最高のレシピって教えてもらったのよ
 リメイク、私ねこのレシピを貴女と作るのもいいけど…私はリメイクと私だけのレシピを生み出したいな」

「もうっリメイクの方がお姉さんなのに!ほらほら、大丈夫だよ!
 どんなに道に迷っても、映画の女の子たちは最後にきちんと道を見つけて走り出してるもの!」

「この国に来てから沢山お勉強できてうれしい!沢山の人に食べてもらえて
 それにリメイクも美味しいって言ってくれるなんて…私は何か恩返しできるかなぁ…」


春の少女は両手に抱えきれないほどの褒め言葉を貰う
「いただきます」「おいしい」「ごちそうさま」
そのほめ言葉を抱え考える、さて自分はどの様なレシピを生み出すべきか
目の前の彼女に為に、この国の為にどんな木を生み出そうか

一族が歩いてきた道を振り返り彼女は笑い呟いた「そうね、いつだって私たちは変わらないわ」
沢山の願いを込めて沢山の笑顔を込めて、目の前の彼女から貰った新しい沢山の道に感謝を込めて
一つの卵は地に埋められ、芽吹き春空を映し出す大きな大樹を生み出す

その木には一族の中では初めて、葉だけはなく沢山の花を芽吹かせ
美しい桜の花が卵と木を彩っていく、桜の花の蜜はどれも全て調味料の味がする不思議な花だった

これにより少女は歴史の書に名を刻む「調味料の花を生み出した新たな少女」として

「リメイクが望むなら私はなんだってしてあげる、ずっといっしょに居る
だってね私気が付いたのよ、あなたと居ると私の中にまるで日差しが差し込んだように暖かくなるの
たっくさんたっくさん、新しいレシピとリメイクの為に作りたいレシピが浮かんでくるの!
リメイク、私あなたと出会えて本当に幸せ者だわ!一等幸せ者よ!」


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どこか懐かしい声を響かせるその影に問われる言葉
手に持っていた卵を見つめたあと、その卵を差し出し笑いながら答えた

「私ね、誰かの意思を捻じ曲げてまで美味しいって言ってほしいと思わない
 多分、私の一族は皆そう答えるよ。おいしいって言葉は私たちの努力への
 最大級のほめ言葉ですもの、相手に言わせるのはつまらないかな」

桜の花が揺れる木を見上げ笑った後に影へと手を振り、走り去っていく

                        -魔王の影への返答

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2015-12-01 08:36:42 +0000