【千国大河】グラジオラス【第五期】

佳奈
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千国大河【illust/50050950

◆組織名:グラジオラス傭兵団(代表:イオン・桜華・グラジオラス)(詳細:novel/5618685
◆ポイント:200pt(強靭:100 知能:50 器用:20 機敏:10 幸運:20)

・先代:グラジオラス/アマデウス【illust/53314870
 「父さん父さん父さーん、あのさ……って、あっイヤな顔した! あはは、大丈夫! お願い事じゃなくて、仕事の相談だから!」
・先代絆相手:エテルリヒト領・花舞う溟海 菫青宮/天香国色【illust/53315285
 「毎日を健やかに笑って生きることが親孝行だと思って努めてるけど、母さん的にはどうなんだろ。見守ってくれてるといいなぁ」
・先代絆相手次世代:【】
 「」
・双子の兄:ザイン【illust/53825176
 「気合で治せが御剣持ちには通用するのヤだよね、ザイン。なんで突然そんな話するかって指の怪我に絆創膏ほしいからなんだけど」

◆その他について
・既知関係は随時募集。民として所属の際は【novel/5618685】をお読みの上でご所属ください。
・もしメッセージをいただけた場合は、お返事には即日~最長4日ほどお時間をいただきます。

* * * 

◆追記 (最終更新:12/09)
【絆】白き記憶の水底ウィシス水中庭園/シシィ=マナさんillust/53828359
「その海の水は赤く、いつも不気味なほどに凪いでいる」――海での仕事の帰り道、そんな噂を耳にした。
通る予定の航路からそう遠くない。ひとつ物見に出かけてみようと、組織の船は舵をそちらへ切った。
辿り着いた海は確かに赤く静かで奇妙に美しかったが、なぜかとても寂しく感じられた。まるで海が悲しんでいるような気すらして。
……と、見慣れぬ光景に浮つく団員を静かにさせて、海面に声を投げる。赤い海の下に――誰かいる。

「誰かいるのかな。俺達に敵意はないよ。近くを通りかかっただけの、別の海ゆかりの者です」
「……行っちゃった。言葉が通じたってことは、コミュニケーションが取れるんだなあ……。今度また来てみようか」
「やあ、また来たよ、お姫様。そろそろ海面越しじゃ話しづらいなって思うんだけど、どうせなら顔見て話さない?
 ていうか単純にきみの顔を見てみたいんだけど……だめかなあ?」

「守ってくれとか、守るための武力がほしいとか、こういう分野で勝ちたいとか、そういうご依頼は多いんだけど……
 守る力を持ちたいってのは面白いね。――わかった。お引き受けしよう。水中庭園ウィシスの主権巫女、シシィ=マナどの。
 きみ達がきみ達なりのやり方で、苦難に立ち向かって克服……つまりは勝利していけるようになるべく、お力添えを約束する。
 そうして、とっとと女神様にご安心いただこうじゃないか。
 今の赤い海も綺麗だけど、これは嘆きと言われるとやっぱり悲しいからね。本来のウィシスの海を見てみたいんだ。
 ……それにしても……ふふ、ねえシシィ。きみんちの女神様って、随分手のかかるひとだね!」

「今日はいろいろ手土産があるよ、シシィ。物としては常夜の国の星屑ランプ、宝石の国の名産インク、いとこの国の香り袋。
 話としては四季が島ごとに分かれている国でした仕事の話、こないだうちの拠点にきたサーカスの話、新しく生まれた馬の話。
 あと、一番おすすめのお土産は俺自身ね。……いらない?」

「きみは幸せで、きみはちゃんと強くて、立派なんだと俺は思うよ。きみの幸せを否定したいわけじゃないんだ、シシィ。
 肩の荷が重いならそう言っていい、ひとりで背負い込まないで、って言いたいだけ。
 俺だって、団長やってて決断に吐きそうなほど緊張することだって、重荷にキレそうな時だってあるけど、その都度周りに頼ってる。
 ひとりで肩肘張られるとさ、周りはいつか糸が切れないか心配になるんだよね。
 ――ねえシシィ。あの浜に行こう。初めて顔を見て挨拶したあの砂浜。静かで誰もいないところで、俺にだけきみの言葉を聞かせて。
 きみのことならなんでも知りたい。強くて優しいところも、負けず嫌いなとこも大好きだよ。だから弱いところも見せてほしいんだ。
 それに……夜に泣いて弱音を吐いて、朝にすっきり前を向くのって、悪いことじゃないと思うよ?」

「……暴くような真似してごめんね。知りたくなかったよね。でもやっと泣いてくれた。……良かった。
 辛さを忘れて堪えて笑うばかりが幸福なんじゃなくて、時には泣いてもいずれ笑えるのが本当の強さと幸福だと、俺は思うから。
 ――信じるよ、大丈夫。誰に謝る必要もない。これは二人だけの秘密にしよう。……きみの弱音も涙も、俺にちょうだい」

「自分が幸せじゃないと女神様が心配するって話を前にしてたよね。きみは今でも幸せなわけだけどさ、もう一押しいけると思うんだ。
 ……ね。俺をきみにあげる。だからシシィ、きみを俺にちょうだい。俺のお嫁さんになってよ。二人でもっと幸せになろう?
 それでさ、ご両親だけじゃなくて、女神様にもちゃんとお話しよう。心配症のお母さんには、そろそろ子離れしてもらわなきゃ!」

※組織同士はお仕事の契約をし、代表同士は婚姻させていただきました!

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2015-11-30 15:02:20 +0000