◆千国大河(illust/50050950)
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【前王・異母姉】フリーデリーケ:illust/53314803
「姉は最後まで、ルイス先生のガラスと幸せな夢を抱いて逝けた…それはきっと彼女にとっては幸福なことだったんだと私は思うんだ」
【前王の護衛】ルイスマリウスさん:illust/53315479
「先生の魔法は今も姉の墓所で咲き続けています、偽物でも、死して尚美しく飾ろうだなんて…なんとも先生らしい皮肉ですね」
【亡き憧れの人を通じての旧知】アデルファングさん:illust/53850055
「アデル、君から譲り受けたマスケットは本当に良いものだ…今度一緒に狩りへ行こう、君がまたこちらへ来るのを楽しみにしているよ」
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【紫水晶の王ジークフリート】
31歳/184cm/男性
200pt (強靭:50 知能:100 器用:20 機敏:20 幸運:10)
「私の立場など私の作る細工のようなものだ、すぐに崩れ、そしていくらでも変えの効くお飾りだよ」
前王フリーデリーケの異母弟にあたる男。
前王が落翼という屈辱的な処刑を受けた後、当時最も幼い王位継承者として王位につかされる。
その役目は旧体制派への牽制や抑制のためであり以前のような政治的権限は皆無で国の象徴としてのみ存在している。
何事が起きているのか判らぬまま王位についたが、王となってそう時を置かず全てを把握した。
それからは姉を王位に立てて傀儡とした貴族院を嫌い、
姉を地に落とし羽を断ち切った平民院を憎み、
姉を守ることのできなかった軍事院に失意の念を抱き、国に対して諦観を抱いている。
幼い頃にガラスの魔法を教えてくれた師の死を知った後も姉が幽閉先でこの世を去るまでその事実は自身の胸に仕舞いこみ、
先の短い姉の「今も美しく戦っているルイス」という美しい夢を最後まで守っていた姉想いの一面がある。
銃による狩猟と、ガラス魔法による彫像作りと、読書が趣味。
【影よりの問い】
「私が欲しいものはもう手の内にある、あぁけれど…彼女に世界を捧ぐのも悪くはない」
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◆絆
12/5 心の映し鏡であるかのような美しい愛妻を娶らせていただきました
神屠る国・神殻 白羽(illust/53870743)さん
近隣ではバルドロを始め未だ戦の炎は耐えない
国内で革命の余波が収まりを見せはじめたのとは裏腹に
国境の外には死体の山がうず高く重ねられている
男はそんな死体の山の中、薄く笑みを浮かべ佇む彼女を見た
その黒い衣服は喪失の色合いに似て
その光景に男はただただ”美しい”と思ったのであった
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「神殻の御一行といいましたか
遠路遥々死者を弔いにとはなんとも敬虔なことで…
我が国は近年安定してきていますが外はまだ戦も多い
どうでしょう、暫く我が国を宿としていかれるというのは」
「白羽さんといいましたか
不思議ですね、貴女は時々別人のような顔をする
(思えば、初めて会ったあの戦場の中でも…)」
「聴き慣れない調子だからなのか…
君の歌声は私の耳によく届く
とても心地よいのに、どこか寂しさが漂うのはどうしてだろう?」
「白羽、君の望むものは私が全て捧げよう
君が命を欲するなら私の命をも差し出そう」
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言葉のままに男はその持てる全てを差し出し、
引き換えに一羽の壊れてしまいそうな小鳥の心を手にした
小鳥が己の手から逃げ出さないよう贈り物という名の鎖を繋いで
「おかえり、白羽
私の小鳥」
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【シュヴァルツベルク王国】
国家情報詳細:novel/5758364
◆所属に関して
革命より後翼の有無や生まれによって貴賎を問わず、優劣も問わないという方針をとっておりますためどのような種族に対しても門戸がひらかれております。
しかし革命からまだ20年しかたっていないため、市街地においても翼種と無翼種の間では時々諍いや差別視などの軋轢が残っています。
また、貴族階級は所領の有無や功績によって与えられる形となりました。
無翼種の貴族はそう多くはありませんがいないわけではないため、市街より更に肩身の狭い思いをするかとは思いますが作成は可能です。
上記設定を元にお好きな形で参加していただけたらと思っております。
2015-11-30 15:01:27 +0000