アイオロス兄さん、お誕生日おめでとうございます!!弟の方が前に出ていますが、とにかくおめでとうございます。弟と一緒に、末長くお幸せに!!!
「背中合わせ」
貴方と最後に過ごした貴方の誕生日は
星空が美しい夜だった
二人で夜空を眺め
日常とは少しだけ違う祝福の日は
ただ穏やかに過ぎて行った
見上げた先に
軽く笑みを浮かべて
煌めく星々をみつめる貴方の横顔が
とても綺麗だったことを覚えている
そんな何気ないひと時が
その次の年も当たり前のように続いていくことを
あの頃の俺は
疑問にすら思わなかった
ささやかな幸せが
一瞬で失われてしまうものだなんて
俺は知らなかったんだ
長い時間を経て
再び過ごす貴方の誕生日は
あの夜と同じで
星空が美しい夜だった
ほとんど変わらなくなった視線
肩を並べて
あの夜と同じように二人で夜空を眺めている
やっぱり貴方は同じように軽く笑みを浮かべて
でも煌めく星々を背に
俺の顔を見ていた
ただ幸せだと思った
そんな何気ない瞬間が
酷く危うい場所にあることを今の俺は知っている
だから俺が守ってみせる
背中合わせで
貴方を最期の瞬間まで
必ず―――――
突発的に発生した、アイオリア目線の独白でした。
アイオリアの決意。
ぽっかりと空いた13年という歳月、向き合って乗り越えていくべきことは多いけれど、背中合わせで。
二人が共闘する場合、やっぱりアイオリアが前衛だなぁ~…と思いながら描きました。
そこから兄弟で庇い合うは、鉄板になるのか♪
今後の予定としては、とりあえず、なんとか頑張って射手誕期間中にロス誕漫画をアップしたいと思います。
弟からの返信は、射手期間中には間に合いそうにないですが、必ず書きたいと考えております。
2015-11-29 15:57:05 +0000