深海より、愛を込めて。【illust/52927020】こちらの素敵な企画に失礼致します
「死ぬのは怖い、でも、あなたの瞳に一度も映らないまま死ぬのは…もっと、怖いです」
◇白藤 雪乃-シラフジ ユキノ-◇
┗女性|157cm|23歳|事務職員|
┗一人称:私|二人称:あなた、~さん|
内気で常にオドオドとしており、自分の意見をハッキリと言えない女性。
ことあるごとにごめんなさいと謝罪したり、些細なことですぐ涙目になるほど泣き虫で小心者。
薬を飲む前は視力が悪くて瓶底眼鏡をかけており、元々体が少し弱く虚弱体質であったのだが
薬を飲んでからは視力も良くなり自分に自信がなかったゆえに猫背がちだった背筋も伸びつつある
弱かった体はある程度はよくなってはいるが、やはり時々貧血を起こしてはふらついている
薬を飲んだ理由は虚弱体質を直す為と、綺麗になって好きな人を振り向かせる為。
「私は嫉妬深くて醜いから…あなたが他の誰かと一緒になるのを見たくないんです」
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。*:゚♥素敵なご縁を頂きました(12/13)♥°:*。
▼素敵な王子様の葉加瀬 郁さん【illust/53670758】(葉加瀬くん、郁くん)
―あなたと一緒なら、深く暗い海の底へ、沈んだって構わない…―
大学生だった頃の話。眩しい程の晴天で、穏やかな風が木の葉を揺らす心地の良い日の事
ふと中庭へ視線を移した時、金色の目を細め、優しく綺麗に微笑む彼を見つけた
そんな彼に、私は一目で恋をした―
「ご、ごめんなさい…どうしても葉加瀬くんに、その、あ…会い、たくなって…」
「ごめんねっ、こんなに頻繁に来ちゃ迷惑、だよね…、バイト大変なのに…送ってもらったりしちゃって…」
彼が私を見て微笑んでくれるのが嬉しかった、隣に立って歩けるのが幸せだった。ずっと彼の傍にいたい、離れたくない。だけど…
彼の隣に他の誰かが並んで歩くのを見ると悔しくて苦しくて涙が溢れた。こんな嫉妬深くて醜い人間の私は彼に相応しくないのに。
「…っ!、わたし、も…私も、好き、私も葉加瀬くんの事が好き、ずっとずっと大好きだった…」
「幸せに、してくれなくていい、一緒にいられるだけで私は…凄く凄く、幸せだから」
「葉加瀬くんの傍にいたい…友達じゃなくて、恋人として、ずっと傍にいたい」
彼から話を聞いた時は凄く驚いた。このまま時が止まればいいのにって、彼が大学を卒業する日なんて来なければいいのにって
何度も何度も願った。だけど彼の居ない世界に私は存在しないから。彼がいなくちゃ私は生きてる意味なんてないから
彼に先立たれた悲しみの中、一人で泡になるくらいならば、最後まで彼の温もりを感じながら一緒に死んで行きたい…。
だから私も一緒に逝きたいと自分でも驚く程穏やかに笑いながらそう伝えた。彼は「ごめんね」と言い私の頬を撫でてくれた
彼の本心をほんの少しだけ分かるようになった今、ごめんねといいつつも心では嬉しそうにしてくれてるのがよくわかった。
…彼と一緒なら不安なんてない、MermaiDの効果が切れた今、以前よりも体調は悪化していく一方、私の人生もそう長くはないから―
彼の卒業祝いに "死" という花を添えて、共に、永遠に――
(でも、やっぱり死ぬのは怖いよ……)
「ずっとずっと大好きだよ、どんなに深い海よりも、ずっと深く郁くんを愛してる」
私には彼を変える事なんて出来ない、彼の心には私の計り知れないほどに濃く黒い何かがある
二人一緒に生きて行く道なんてどこにもない、だから…一緒に死ぬ運命を選んだの。
…こんなの、狂ってるよね、可笑しいよね…でも私にとってはこれは凄く幸せな事…とても、幸せな人生だった。
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2015-11-23 15:26:20 +0000