花依小百合は一瀬グレンの従者として仕えるよう、生まれた時から教えられていた
最初はただ従っているだけだったが、その気持ちが変化したのは
グレンが柊家からリンチを受けた直後からである
小百合は重症のグレンを寝ずに看病していたのだが
あまりにグレンがうなされるので、心配になって部屋をのぞいた時だった
突然腕をつかまれたのである
小百合「ひゃっ・・!!ぐ、グレン様!」
グレン「・・・俺に、俺にもっと力があれば・・ちくしょう!ちくしょう!お前を守ってやれたのに!」
小百合「・・・!」小百合は初めて異性に、それに主人に手を握られ、顔を赤らめた
グレン「ごめんよ・・・真昼!」
その言葉にほっとした半面、がっかりし、なぜか嫉妬の感情も芽生えたように思えた
小百合「・・・グレン様、そうですよね、こんな私より真昼様のほうが・・・、構いません、私がそばについていますからね、ゆっくりお休みください グレン様・・・」
小百合は一途に一人の女の子を想い続けるグレンに心から同情しつつ、密かに自分にその想いがめぐってこないかを期待した それは実ることがなかったが、彼女にとって何より大きな夢だった
『従者は、主人に懸想(恋をすること)するべからず』両親から厳しく教え込まれた小百合だが
この時ばかりは、自分が異性であることを喜んだのである
彼女らが成長するにしたがって、その想いはますます強くなるばかりであった
そして十年後・・・
グレン「あー、まいったなー暮人のやつがうちに来るって言うんだ、仮病使ったところでバレそうだし、どうしたらいいんだ?」
小百合「私にいい考えがありますよ!グレン様が死んだという事にすればどうでしょう!」
グレン「おま・・・!当主を殺すやつがあるか!」
小百合「いいじゃないですか、ほとぼりが冷めたころに生き返った事にすれば、グレン様!すべてはこの小百合にお任せください!!」
グレン「あ、ああ・・・やけに気合入ってるな小百合」
小百合「そ、そりゃあもう!グレン様のためなら私は火の中、水の中、肥溜めの中ですから!!」
グレン「最後余計だな・・・」
今日はテレ東でコマンドーがあったようです
みなさんコマンドーはお好き?けっこう、ではますます好きになりますよ!
私のところ?んああ おっしゃらないで、もちろん映りませんとも!
それでも余裕のネタだ、自由度が違いますよ!
優一郎&ミカエラ「とんでもねえ、待ってたんだ(マシンガン乱射)」
暮人「呪符でも飲んで リラックスしな 父親の面倒は俺が見てやるよ」
グレン「面白いやつだ、気に入った 殺すのは後にしてやる」
フェリド「口ばかり達者なトーシローアンケートばかり、よくもまあ 集めたもんですな 僕なら瞬きする間に皆回答できる 忘れないことだ」
「私の視聴者は みな愛国者だよ 怖がってるのは君じゃないのか?」
フェリド「もちろんです、プロですから」
ラクス「怖いか?クソッタレ!当然だぜ!」
レーネ「元レッドベレーの俺に勝てるもんか!」
小百合「ええー!?グレン様との恋の成就は後にするですって!今じゃないとダメよ!七時半から空手の稽古があるのよ!」
グレン「今日は休め!!」
小百合「車は盗む、シートはひっぺがす、私はさらう、挙句の果てには電話ボックスを持ち上げる、そして今度はターザンと来たもんだわ!!ああー!!車を壊さないで!!」
グレン「動け!動けってんだよ!このポンコツが!!・・・ちぇっ根性なしの車め」
小百合「んもう 足がなくなっちゃったわ!今日は厄日よ!!」
深夜「イカれた奴がいるって?僕なら、瞬きする間に皆殺しにできる・・忘れないことだ 小娘の喉を斬るのは、温かいバターを斬るようなもんさ・・・」
シノア「ケッ・・・アバズレが!」
暮人「刀を突き付けられちゃビビッて話も出来やしねえ、俺を殺したら父親の居所はわからんぞ、助けたきゃ俺たちに協力しろOK!?」
グレン「OK!!(筋肉パンチ)見上げた心がけだ暮人、どうだ!崖から吊るされた気分は!!支えてるのは利き腕じゃないんだぜ!!」
暮人「た、大佐・・・助けて、アアーーーー!!」
小百合「暮人様はどうされたのですか?」
グレン「(手を)放してやった」
小百合「こんなのグレン様じゃないわ!ただの筋肉モリモリマッチョマンの変態よ!」
グレン「だったら、愛せばいいだろ!!」
2015-11-18 11:33:49 +0000