☁︎こちら【illust/51609502】の素敵な企画様に投稿失礼致します。
☁︎風と生きる国 ディールークルム
空に浮かぶ大小いくつもの島々からなる空中国家。
天気は快晴の日が多いが、常にそよ風が吹いており、気候が良い。
どこにでもあるような空気がきれいで平和な国。
アリアメス国と農産物を輸出したり、特産品を輸入したりして貿易を行っている為、商人が多くなってきている。
地主の影響力は強く、農民の多くは小作人である。
☁︎第23代国王 レーゲン=クイルロー
《年齢:13 性別:女 身長:145 》
《強靭:12 知能:43 器用:13 機敏:12 幸運:20》
幼くして王位についた先王ヘリオスの実子。
年齢に合わず無口で大人しい性格。
知識はあるものも、臣下に言われるがままに政治を敷いている為、宝の持ち腐れ。
{王は飾り}という概念が彼女を占めている為、現状を覆すことを諦めている。
☁︎血縁
前期代表:ヘリオス=クイルロー(故人)【illust/53017302】
「父様は、優しい…と母様はおっしゃってた…。けど兄様は馬鹿な人だって…。
わたし?…わかんない。会ったことなんてない、もの。」
前期絆相手様:イリヤ・アクィーラ さん【illust/53042792】
「母様…大丈夫、ですよ?わたし、辛くなんて、無い、です。
泣きそうな、顔しないで、ください母様。
(わたし、のせい…ごめんなさい、母様)」
兄:エルスフィル さん【illust/53635313】
「兄様は…異国の、騎士様、なんです。
会えない、けど、この国に居るより…ずっと、兄様は、お幸せだと…思います。」
☁︎絆について婚姻でも主従などの平和的なものから殺伐としたものまで
相性が良ければ基本何でもオッケーです!
素敵なご縁を頂きました!
自分に羽を与えてくれた大切な従者 桔梗 さん【illust/53576657】
その人は突然、わたしの目の前に現れた。
その人…桔梗は
わたしに『自由』を与えると言ってくれた。
その時、モノクロの絵が一気に鮮やかに色づいたような感覚になったのをよく、覚えている。
けど臣下たちが咎めないわけがない。
桔梗はそんな彼等を押し切ってくれた。
わたしは初めて自分の意思を告げる事が出来たのだ。
「わたし、は…桔梗に…仕えて、ほしい。」
初めて言えた。
その後、すぐ顔を俯けてしまったけど
本当に嬉しかったんだ。
最初は肉親以外が心から笑って接してくれるなんて今まで無かったから戸惑いしかなかった。
でも
「わぁ…!これが…街…。ディールークルムの街って、こんな風、だったのね…。」
桔梗と一緒に見た自分の国の街並み
「…!?わ…ちょっと、待って桔梗…。
服?…似合う、かな?」
街でのお買い物
『飾り』としてじゃない。支配する国王としての執務
桔梗は心からわたしを想って色んなことをしてくれた。
今までの生活とは真逆の…本当は求めていた世界が
桔梗と一緒なら見れた。
「あのね、桔梗……いつも、ありがとう。
これからも、よろしく、ね。」
あの時、わたしは確かに笑えたのだ
掛け替えのない、大切な従者へ
感謝の意を込めた一番の自然な笑みを
2015-11-15 06:48:42 +0000