ウィリアムズ・FW14Bの正統なる進化型マシンにしてウィリアムズ歴代最強のF1マシン「ウィリアムズ・FW15C」。元々は1992年のスペインGPから投入予定だったアクティブ専用マシン「FW15」を1993年向きに導入したバージョンで、基本デザインはFW14とあまり変わりませんが、アクティブサスやトラクションコントロールの強化(改良)や電子制御スロットル「エレクトロニック・アクセレレーター」、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム(プロストはABSに関しては最後まで好んではいなかったようだ))とスーパーハイテクデバイスを装備した名車の一つですね。シーズン中のテストではCVT(無段変速機)をテストしていたものの、1994年から施行されるハイテク規制によりお蔵入りになってしまいしました…。 おまけとして1993年のウィリアムズとヨーロッパGPをスポンサードしていたセガの看板キャラでもあるソニック・ザ・ヘッジホッグを描きました…。
このFW15Cは文字通り、歴代のウィリアムズのF1マシンの最高傑作のマシーンですね…。1980年でのFW07、1986、87年のFW11、1992年のFW14B、1996年のFW18、1997年のFW19はダブルリタイヤするGPがあったり、1981年でのFW07Cと1994年のFW16はコンストラクターズチャンピオンを得るも、1981年はブラバムのネルソン・ピケ、1994年はベネトンのミハエル・シューマッハにドライバーズチャンピオンに奪われる事があったため、事実上歴代最強最速のウィリアムズのF1マシーンは1993年のFW15Cかも知れませんね(ダブルリタイルしたGPは一つもなく、全戦ポイント獲得していますからね)。
2015-10-22 12:19:16 +0000