「エンバーランドで経験したものとはまるで違う装甲騎竜の戦闘……これが個性の殴り合いか……サラミス‼︎ミダスを狙え‼︎いかに装甲騎竜といえど、奴の鱗は金だ!砲を一点に浴びせかければ鱗をぶち抜けるかもしれん!撃ち続けろ‼︎」
「ヨロコンデー!全砲門、一斉射!キエーッ!」
引力砲はただ“追尾する砲撃”ではない。対象を“落下地点”として“そこに落ちる砲撃”を行うもの───即ち、対象が遠ければ遠いほど位置エネルギーと移動エネルギーの暴力が砲撃として襲いかかる仕組みである。
その鈍足故、前線部隊よりはるか遠方に控えていたサラミスは砲を撃ち上げ、カストリアはミダスめがけ砲を操作。ミダスの雷により、サラミス改善の砲全てが命中とまではいかないが、主砲徹甲弾三発、副砲数発を、脇腹へ続けざまに命中させる!
次弾装填!
「くす=サン!離脱しろ‼︎我々が持ち帰るべきは戦果であって、断固として死体ではない!それをもう一つ増やす気か‼︎」
一方カストリアは、その竜の若さと母を知る者として、再び心を鬼にする決意を決める。
◆
今回は本気で戦ったがいいと思いやってまいました……!ヘイトを稼ぐ事覚悟の上でサラミスはミダス=サンに撃ち続けます!
(口ではこう言ってますが、もし戦況が好転した場合はリュッツオウ=サンの重力をゼロにし、サラミスによる曳航を試みる予定です)
問題あったらご一報かスルーでお願いいたします!
お借りしました!
ミダス=サン【illust/52653879】
リュッツオウ=サン【illust/49766821】
くす=サン【illust/51262485】
サラミス【illust/50400342】
カストリア【illust/52046555】
2015-10-06 08:52:27 +0000