【仁本物語弐】橙杵陽玉兎姫【第壱世代】

E.L@お休み
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仁本物語弐【illust/52333018
∟第壱世代【illust/52660362
こちらの企画に参加させていただきます

「うん?御前様、見慣れぬ顔だが…もしや新しい商人かの?おや違う?
 まあなんでも良い、橙は気分が良いのでな。土産を持たせてやろうな」
「橙は今、妙薬を作ることに集中しておる。邪魔をするでない。
 ……そう睨みなさんな、ひと段落ついたら構ってやるでな」

*橙杵陽玉兎姫(ダイダイキネヒノギョクトヒメ)
*女性/154cm/一人称:橙/二人称:御前様
*種族:金烏玉兎

*人里離れた屋敷に篭ってひたすら妙薬を作り続ける妖怪の女性。
婚礼期はとうに過ぎたがそれよりも薬だ、薬を作らせろなある意味でのジャンキー。
玉兎の血を強く受け継ぎ、また妙薬の制作に並々ならぬ熱意と先祖への尊敬を抱いているため屋敷に住まう者からは丁重に、それこそお姫様のように扱われている。
より質の良い妙薬のためなら険しい山中もなんのそのと勝手に赴く行動力を持つが、未だ人里での経験は少なく人間の常識には疎い。

*金烏玉兎(キンウギョクト)
 金色の烏と妙薬の知識を得た兎の妖怪を先祖に持つ種
金烏の血を強く受け継いだ者は人前に出る才能を持ち人知れずと世に紛れて生活している者が多いと言われる。
玉兎の血を強く受け継いだ者は妙薬の技術に長けているためほとんどが世に出ることなく妙薬を制作し続けて一生を終えることもしばしば。
この世ではあらゆる病や禍の類に効くとされる妙薬の作り手、などの噂にでてくる程度の認知度。かつては太陽と月の使者とされていた(らしい)先祖の威光を信じている者が多数。
 『金烏玉兎』というワードから連想させた創作上の種族です。ワードを元にしているため関連する逸話がチャンポンされている場合がありますので広い心で受け取っていただければ幸いです。

*婚姻について 素敵なご縁をいただけました
想う花弁の一重咲き ツバキ様【illust/52806138

 いつの間にか共に過ごすようになっていた彼は、人里住まう猫の子らしく元気な様子が好ましかった。
なにより長きに渡ってより良い妙薬作りに夢中になっていた自分が人に興味をもつきっかけとなってくれた眩しい子。
ほわ、と咲く椿の飾りを目で追いながら今度は山を下りて人の生活を案内してもらおうかと考えが浮かぶ。
それならば土産として自慢の薬も持って行こう。ならばさらに質の良い、人に優しい薬を作らねば。
ただ今は、自分の我儘に付き合い背中を丸めて寝ている彼とゆったりした時間を使いたい。

「ツバキや、橙の手があいたぞ。先の言葉通り存分に構ってやるでな、さぁおいで」
「橙のことが好きだと?物好きなお猫様、可愛いことを言ってくれるな。橙はとうの昔にツバキに惚れておるでな」
「ツバキや、そのうちにツバキの住んでいる世界を案内しておくれ。愛しい旦那様が過ごした場所であれば興味も一段とわくものでな」

*かわいいかわいい三姉弟
橙椿陽玉兎姫【illust/53373659
茜香月金烏姫様【illust/53315648
彼岸花玉兎彦様【illust/53325920

 既知関係へも種族や歳差への言及はありません。明るいものから仄暗い関係性まで苦手な傾向もないためお気軽にお声掛けいただければと思います。
メッセージをいただける場合には、キャラ同士の相性や関係性を考慮するためどのような間柄を想定しているかの記述をいただけますと幸いです。

 いただいたメッセージへは即日から2日以内の返信を心がけます。それ以上の期間が空いた場合にはメッセージ障害の可能性がございますので再度お声掛けください。

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2015-09-30 15:03:23 +0000