※軽度の出血描写を含みます。閲覧の際はご注意ください
==========
あの夜、この世界の「当たり前」とは、強い者が生き、弱い者は死ぬことだとエゼルは言った。
それが目の前にあった。
狼犬は銃を持っていない…より弱い、エゼルを集中的に狙い、噛みつき、引き摺り、走り去っていく。
俺を強者たらしめていた二丁の拳銃も、いずれ魔力が尽きればただの棒きれになる。
そうなれば。
「弱い者は、死ぬ……」
==========
「…ジャクソン君」
『何だ?』
「受取人が襲われている…こういう場合は、どうすればいいんでしょうねえ?」
『…。…え、えーと……
死んじまったら荷物が受け取れないんじゃないか?…俺みたいにならない限りは』
「ああ、それは困りますね。助けましょう」
『…あんた、良い人かと思ってたけど、…ちょっと違うな』
「……不思議とよく言われますよ」
==========
■描いて頂いたこちらの続きになります
遭遇:illust/52439479
■お借りしました
名無しの老人(ナナシ)さん:illust/49672598
ご協力ありがとうございました。
できればもう少しお付き合いくださると嬉しいです。
==========
■ミラベル
エゼルと合流しました。傷が回復しました。
何か思い付いたようです。
■エゼル
精霊人とあるもののハーフです。
血に治癒能力があります。
不死病ではありません。殺せば死にます。
■ナナシさん&ジャクソン&エピク
合流しました。エゼルを攫った狼犬を追ってネヴァーランド号へ向かいます。
■ディンゴ(本作未登場)
狼犬を補給し、エゼルを捕らえました。
略奪部隊員として、ボロゴーヴ隊長を支援するため永久炉へ向かっています。
==========
■前
略奪:illust/52434117
※設定や他の方から頂いている支援などは、こちらのキャプションに記載してあります。
不死病:illust/52600791
■蛇足
「あの夜」:illust/52465559
兄と父(メイジア在住):illust/50777525
==========
■第三章公式イベント最終戦「ネヴァーランドを求めて」
illust/52633446
■エスカベイター公式設定
illust/52058693
■pixivファンタジアT
illust/49662235
2015-09-26 15:10:35 +0000