「アイサツ代わりのアンブッシュだ。姑息さとシツレイさは人間仕込みでな。文句なら人間に言え」
「私はサラミスであってサラミスではない。人間によって歪められたサラミスの姿だ。ヴァシレウス・ゲオルギウス、ティルピッツ、そしてケレリス……好きに呼ぶがいい。ただ、サラミスは……あの子が友達のために使う名前だ。やめてくれ」
「アイエッ⁉︎べっ!別にお前のためにやったわけでは!……くっ、辱めを受けた!カイシャクしろ!」
種族:装甲騎竜
身長:サラミスと同じ
武器:装甲刀
能力:バリキ・イアイド
サラミス【illust/50400342】の鞍が本来の性能を取り戻した事で、ユニーク・ジツが無自覚に覚醒。これまで混在していたもう一つの人格が二体目の分身として少しの間だけ表に出てこれるようになった姿。
晩年期になって縁に恵まれ、装甲騎竜としての本能や友好的で朗らかな面が強くなってきた事で明確に分離した、今まで自分を劣悪に扱ってきた周囲への警戒心と猜疑心で形成された人格である。
表(以後、サラミス)を“人間になついた野良猫”と形容するならば、裏(以後、ケレリス)は“人間になつかない野良猫”。能天気で人懐っこく素直なサラミスと違って、ケレリスは過去の扱いからサラミス以上に他者(同胞含む)というものを警戒しており、皮肉屋で疑り深い癇癪持ち。相手を煽って無用な敵を作る事も多数。しかし本質的には魂レベルで同一人物であり、臆病とお人好しは変わらない。
今でもサラミスの言動に介入できる(が、逆にサラミスから無自覚に介入される可能性がある)。また、以前のようにサラミスの裏人格に戻る事も可能。
サラミスがエスカベイターの装甲騎竜艦隊方面へ駆り出される事から、カツラギ=サン探索【illust/50677949】【illust/52655256】とサンドワーム駆逐【illust/52636427】を請け負うべく勝手に出現(なので今はサラミスに認識されていない)。手榴弾や閃光弾を用いたアンブッシュ上等の戦法、自分の装甲鱗から作ったカタナと馬鹿力に物を言わせた“バリキ・イアイド”で戦う。
2015-09-26 05:23:21 +0000