タイホウ「あははははは! 砲を撃つのってたのしいですね!
いいなあ、私空母じゃなくて戦艦鞍ついで来ればよかった!
どかーん! どかーん!」
モヒカンA「お、おい、足元たぶんお前の仲間とかもいるんだけど、誤射とかしてないよな……?」
モヒカンB「重空母級だっつーから姐さんについてきてみたけど、なんだこのアホの子……」
????「あー、ダメだなこりゃ。砲撃の楽しさにとりつかれてアッパー入っちまったか。
図体はでかいから役に立つと思ったんだがなあ……
まあ、一応敵陣に向けて弾飛んでるから問題ねえだろ。
お前らもベルトしめとけよ。揺れて頭打っても知らんぞ」
モヒカンA「あ、アーチン姐さん! 幼馴染なんスよね!?
何とかして下さいよ! このままじゃ誤射以前に俺らが死ぬ!」
アーチン「まあマジでヤバくなったら叩けば止まるさ。
ていうかだな、アタシもまさかこいつがここまでアッパー入るとは思わんかった。
確かにこいつは昔からアホだが真面目なやつだったんだけどな、
20年ぐらい会わんうちにアホが進行したかね」
モヒカンB「あ、姐さーん! 勘弁してくださいってば……」
そんなこんなで。エスカベイターサイドとして参戦しているタイホウ、
空いてた重巡の鞍を借りて参戦するもはじめての砲撃戦にすっかりやみつき。
トリガーハッピー気味にどっかんどっかんぶっ放し始めました。
これには監視役の装甲騎竜、アーチンも苦笑い。モヒカン達は遺書を書き始めたという……
地味にタイホウ、ルーイン出身でした。150歳ぐらいで鞍を継いで出奔、
その後なんやかんやあってクリムワルドに拾われたとかそんなかんじ。
・装甲騎竜アーチン
エスカベイターの雇われ技師。タイホウとは同郷の幼馴染で、その縁もあり監視役として乗艦。
装甲鱗に魔力を溜め込む体質で、肩と胸から魔力結晶が突き出ている。
結晶は剥がすことができ、それらを加工してマジックアイテムを作っている魔導技師とかなんとか。
口は非常に悪いが面倒見はいい。 駆逐艦級、130m、2500t。
幼い頃はタイホウの弟を引き連れて姉貴分として振舞っており、
その流れで部下として扱っているエスカベイターの一般兵からは「姐さん」と呼ばれている。
・うちのこ
アホの子illust/49864071
2015-09-19 13:53:56 +0000