旅の途中で皮膚が黒く変色する病に侵されている青年ルミエと出会う。
マタイさんは手持ちの医学書を調べてルミエの病が何であるかを推測した。
「今、手持ちであるのは栄養剤と皮膚の変色を防ぐ防腐剤だけだ。俺ので良ければ使えばいい」
乾燥させたドリアードの実を特殊な薬草と一緒にすり潰して粉にし、紙に包んでルミエに渡す。
それは自分用の腐植止めの薬だったが、救いを求めている人の力になりたいと分け与えたのだ。
「ロードカノン城には腕の良い医者がいる。俺は薬師なのでこれ以上の事は出来ん。悪い事は言わない、病を治したければ白銀騎士団を頼るんだ。君の命が大事ならな」
そう言ってマタイさんは移動型植木鉢に乗り、墜落したネバーランド号へ急いだ。
表皮を蝕むシネジタケの菌を殲滅するワクチンを探しに!
illust/52548591のちょっと前のお話。
(ねつ造してすみません、キャラクターの行動を制限する物ではありません)
■お借りしました■
救済を待つルミエillust/52480172
※ルミエさんのデザイン間違ってます…すみません!
ジャグチ草illust/52162921
(自キャラ)マタイさん3章illust/52353911
大道のブログ→http://mecuru.jp/blog/tsunamin273/6261
2015-09-19 00:54:40 +0000