その紋章は竜殺しの証
「いいか、私は竜が嫌いだ。」
「お嬢様、嫌い嫌いも好きの内と言いますよ?」
■フェルディナンダ・フォン・オーベルト
「VErda.I.G社」の技術開発部長でありヴァシリ・モスクヴィン【illust/52210825】の妻。通称エルダ。
大きな傷跡が右目にある隻眼の女技術魔導師。
その右目は完全に失明しており動きもしないが、何故かその右目に見つめられているように感じるらしい。
身長148cmと小柄で華奢な体格。基本余裕のある落ち着いた物腰だが、何か琴線に触れることがあると途端に態度を変えるので注意。
どうやら竜が嫌いらしく、この世界で頻繁に見られる装甲騎竜にもいい思い出が無いようだ。彼女曰く「騎竜に乗った遠い遠い所の友人にね、散々な目に会されたんだ。」とのこと。
■ハインリッヒ・フォン・オーベルト
エルダの執事件補佐役。
エルダの身の回りの世話を担当している、が、エルダの事務仕事の決して少なくない量を彼が担当しているらしい。モスクヴィンの事務仕事の決して少なくない量も彼が担当することがあるらしい。つまり、社の重要な事務仕事を割と彼が担当しているらしい。VErda.I.G社の超優秀な事務係。
時には彼がエルダの指示で前線に赴くこともあるらしく、それ故か割と社員からの信望は厚い。
よくエルダとモスクヴィンを鋭い皮肉で咎めており、堅物そうな見た目に反してよく喋る。
■彼女達は異世界の者達のアーティファクトにはさほど興味がないらしく、どちらかというと社の技術であれに勝てるのかどうかという戦闘データが気になるらしい。そのため社の商品(兵器)を売るのをとても楽しんでいる。
戦術戦略的行動をモスクヴィンの代わりに彼女達がやることも多いらしく、その行動は軍人めいている。
■エルダの部屋に飾ってある紋章が描かれた鉄板は、どうやら何かしら大型兵器の外板のようにも見えるが……
2015-09-13 16:18:56 +0000