アプカルル(アッカド語でApkallu、シュメール語ではAbgal)とは、シュメール神話に登場する7人の半神半人のこと。
大洪水の前に人類に文化を授けた「七賢聖」であり、水の神エアと結びついている善なる守護精霊。アプカッル、アプカルとも表記される。
エンキもしくはエア(アッカド版)が人間に文明をあたえるために創造したと伝えられる。大洪水以前のシュメール文明において最初の王の助言者であったと言われている。
彼らの腰から下は魚のような姿をしており、淡水のアプスーから姿を現したとされている。ただし、羽をもった姿で頭が人間の場合もあれば、鳥の頭をもつ姿として描かれる場合もある。
2015-09-12 20:49:12 +0000