あれは、自分が鼻も恥らう学生の頃じゃった……。
ウンウンウン年前、マッチョキャラを描きたくて頑張って、その末に誕生したのが彼でした。当時は人体の仕組みなんて自己流で解釈していたので、それはもう在り得ない肉付きの絵になっていたと思います。
この絵はその数年後、学校の課題で描いてPC着色したものを更にそのうんうん年後の現在、好みで着色し直したものです。
このキャラクタは私が考えた男達の中でトップクラスのイケメンです。
何故なら実は、彼は版権で今もなお自分の心の王子である名作「サガフロンティア」の《時の君》氏を意識して考えた人でもあるからです。
少しマニアックな話で以って、どれだけ《時の君》氏を自分が好いていたか語らせて頂きます。
確か場所は某お医者さんイケメン妖魔が仲間になる町の下水マップ。そこには獣系モンスターと友連れに出現するグリランドリーという曲刀の姿をしたモンスターがおります。
そいつを倒すと、稀に件のモンスターと同名の武器が手にはいるのです。それを妖魔属性の仲間に装備させると確か全ステータスパラメータが+20されるのです。
妖魔はレベルアップではなく装備品でステータスを上げないといけません。最大で四つまで装備できます。
もうお気付きかも知れませんが、自分は上級的な下級妖魔《時の君》氏のために四本のグリランドリーを、臭い地下下水道の中で延延といつ出るか分からない抱き合わせモンスター目当てに戦闘を繰り返し、結果、見事四本のグリランドリーを《時の君》氏に装備させたのです。
お陰でラスボス戦なんて《時の君》氏、そしてその愉快な仲間達による独壇場の私刑劇場です。
素早さマックス、いの一番にターンの回ってくる時の君氏が《タイムリープ》という、敵を一ターン行動不能にする《時術》で動けなくした上に、あとに続く仲間がボスを一方的にぼこるのです。
普通こういう術はボスには効かない仕様の筈なのですが、そこは《時の君》氏の実力が仕様を圧倒したという事でしょう。
「酔狂な」は時の君氏だいすきっこたちの間での合言葉みたいなものです。
最終的に何が言いたいかと言いますと、この珠火氏のどこが時の君氏を基にしているかという話なんですが、それは髪の毛の白黒加減です。
ここまで読んでいただいた方には御礼申し上げますm(_ _)m
[紙、つけペン、えれめんつ]
2015-09-11 17:03:12 +0000