PFT【illust/49662235】
第三章「荒廃の世界ルーイン」【illust/52113751】
※若干気持ち悪い表現があるかもしれません※
歓楽都市クリムゾンでソサエティ側の動きを探っていたところを捕らえられた彼が連れて行かれた先は特務機関ディマイズゴアの実験場だった。
元々造られた種族であった鉄兎族の肉体は改造に適していたようで、彼は生きたまま改造を施されていった。
「光合成によって自力で栄養素を作り出せる体質」は「自力で黒い霧を生成し噴出させる体質」となった。
細い腕は大きく膨れ上がり硬い甲殻で覆われた。
丈夫だった足腰は更に強化され、いびつに曲がってしまった。
ガスマスクは「外界の毒から身を守るもの為の道具」から「身体から生成される毒を効率的に吸収する為の器官」へと変わった。
今の彼は名前の通りの鉄兎、いや鉄屑の塊の化物だった。
彼は改造の度に面白いくらい恐怖し、良いリアクションをした為、洗脳処置は後回しされた。
そのまま発狂して自然に精神崩壊していくだろうと思われていた。
しかしその後、彼は処置室から姿を消した。その強い脚力で逃げ出してしまったらしい。
その後、彼を見かけたという人は誰もいない…かもしれない
「ごめん、ばあちゃん、ジェフ。僕は帰れないんだ、もうどこにも…」
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行方知れずのオラン(9/10キャプション追記しました)【illust/52396660】の現在の本来の姿。
・改造前の姿に似せた擬態姿で逃げ回っています。ちょっとしたことで擬態はすぐ解けます。
・本来の姿に戻っても特に凶暴化することはないです。
・普通の食事はできず、黒い霧を自給自足で摂取して生きてます。
・帰りたくて逃げ出したもののどこにも帰れず毒汁垂らしながら泣いてます。
・追われていました【illust/52590451】
・更に追われていました【illust/52607663】
本当に申し訳ないくらい色んな設定を使わせていただきました…その上に勝手に厨設定付け足しています。問題ありましたらご連絡ください。
鉄兎族のジェフ【illust/52127608】
角兎のティリカ【illust/52369089】
特務機関ディマイズゴア【illust/49703867】
解放者ベスティエ【illust/52360681】
【解放者】タグを使わせて頂きました。個人で脱走したのでベスティエさんのことは知りません。
故郷であるエスカベイターサイドを単独行動で支援する形になりそうです。
追記:唐突に投稿の演出を変えてみましたが中身は一緒です。
2015-09-06 16:41:53 +0000