【千国大河】御伽唄の紡ぎ手・ジーア【第2期】

星菜@企画お休み中
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「貴方は俺にどんな物語を見せてくれるのかな」

★千国大河【illust/50050950

★前期絆関連
「母さんはもう少し落ち着いたら?好奇心旺盛なのは俺も人の事言えないけど、母さん程じゃないし」
前期:マーレ(母)【illust/51711608
父:モブ婚(エルフ)

★ジーア・カンツォーネ/所属:青の歴史書
年齢:25歳/性別:男/身長:180cm/一人称:俺/二人称:貴方、呼び捨て 等
(9/10追記)結んだ絆に伴い、自身の帰る場所(拠点)として無所属から光降り注ぐ都 アルヴァーレ様へと所属を移させていただきます。

★種族について(詳細まとめはこちら【novel/5618761】)
<種族:御伽唄の紡ぎ手>
詳しくは母親のCSをご覧ください。

★ステータス
強靭:0/知能:10/器用:5/機敏:5/幸運:5/計:25

★(9/10)素敵な絆を結んで頂きました!
恋愛:光降り注ぐ都アルヴァーレ 大樹の守り人エイレーンさん【illust/52453195

光降る地で出会った、1人の少女。
外に出られないというこの地を守る役目を担う彼女に外の話を話して聞かせたのが、この物語の始まりでした。


「…貴方はこの都の人?もしかして、この大樹って近づいちゃいけないものだったりした?だったらごめんよ、ちょっとこの光を生んでる大樹を近くで見てみたくてさ。…それにしてもすごく綺麗だね、この都は。本当に光が降ってくるみたいだ」
「外の話?外に興味があるの?…なるほどね、自分は外にいけないからか…いいよ、喜んで。何の話がいい?泰平の国の話、海の人魚と王子様の子孫の話、不思議な涙を流す天使の話…なんでも話してあげる」
「だーれだ?…あはは、ごめんごめん脅かすつもりはなかったんだ。やあ、エイレーン。久しぶりだね、元気だった?なんだかそわそわしてたけど、もしかして俺が帰って来てるの知ってて待っててくれた…とか?…なーんてね。はい、これはお土産だよ。今回はね、夜天の都に行って来たんだ。貴方に聞かせたい話が沢山あってさ、聞いてくれるかな」

(あなたと出会ってから、旅をしている間いつもあなたの事を考えるようになったんだ。次はどんな話をしよう、こんな話はどうか、これは喜んでくれるかな?って…)

それは、とある青年と少女の話。
光降る都を守る少女は、自分では行くことの出来ない外の世界の話をいつも楽しそうに聞いてくれました。
青年は彼女のために色々な話をしながら、次はなんの話をしよう、あの話をしようといつも考えるようになりました。
自分の話を楽しそうに笑って聞いてくれる少女に青年は段々と心惹かれていき、やがて彼女自身との物語を望むようになりました。
そして、こう言ったのです。
「——『貴方が好きです。貴方の隣を、僕の帰る場所にさせてほしい。この先ずっと、貴方と共に物語を紡いでいきたい』と。それを聞いた少女は、なんて答えると思う?…貴方の口から聞かせて欲しいんだ、エイレーン」


「貴方が外に出られないなら、俺が外の世界の事を語り聞かせよう。貴方の代わりにこの広い世界を旅して回って、沢山の物語を持って必ず君のところに帰って来るから。いつだって、この先だってずっとだ。好きだよ、エイレーン。俺の可愛い運命の人」

青年はその言葉の通り、旅に出ても必ず少女の所へと帰ってきました。
旅をしてきた様々な地の土産と物語を持って、「ただいま」と少女に笑いかけていました。
そうして少女の為に物語を語っては、また外の世界へと旅立つのです。

「いつか貴方が外に出られるようになったなら…その時は、連れて行くよ。見せたい景色が、外の世界が沢山あるんだ。だから、そんな日が来たら…一緒に、旅に出よう。エイレーン」

そう、約束して。

—歴史書の1ページ 夢幻の唄い手と大樹の守り人の物語より—


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2015-09-05 19:52:47 +0000