▽千国大河|illust/50050950
「ここにある全ての蔵書が墓標で、ここそのものが墓場。
となると、墓場に住み墓標を増やし管理する私は王と言うよりはさしずめ墓守と言ったところでしょうか」
▽死書の国 イグノラムス
玻璃の民が定住し出来たとされる小国。
この国で死んだ者は王にその一生の全てを記録され、一冊の本として王の住む図書館に収められる。
死者の親族以外はその本を読むことは許されず、たとえ親族であったとしても司書の監視下の元で行われる必要がある。
図書館からの持ち出し、複製、破損は厳禁。破れば死刑は免れない。
先代の王までは外交や貿易に積極的というわけではなかったが
今の王に変わってから力を入れだした様子。
国に墓がない事を除けば普通の国と大差ない。
▽玻璃の民
硝子の様に透明な角が特徴だが、皆布で覆い隠し、人にそれを見せるものはめったに居ない。
角は寿命が近くなるごとに少しづつ、中にインクがたまるかのように黒ずんでいき、真っ黒に染まった時死を迎える。
食べた物の知識、こめられた感情を糧としている。得る知識の量は食べた量に比例する。
が、これは王族に限ったことであり民は普通の食事で知識や記憶も得ることはないが、
極稀に王族と同じく知識や感情を糧にする者がいる。
種族自体は300が平均寿命だが、王に限り短命で150年以上生きた王の記録は残っていない。
外見の変化も普通の人に比べて遅い。
記憶力に長けたものが多く、王族に至っては一度見たことを忘れることはない。
▽代表
15pt【強靭:0|知能:12|器用:3|俊敏:0|幸運:0】
名前:ゼノン|Zenon
身長:147
年齢:外見は17~18
一人称:私
二人称:貴方、様、呼び捨て
イグノラムスの王。
物静かで口数もあまり多くはないが、知識欲や好奇心は非常に強い。
興味のある事柄に対して周りが見えなくなりがち。
他国の情報を得るのが最近の楽しみ。
外に出ることもほとんどないためか非常に鈍臭く体力もない。
「私は他の誰でもない、貴方の話が聞きたいのです」
「百聞は一見に如かずといいますし、やはり本だけで得る知識よりも本人の顔を見て実際に話を聞いた方がずっといい。
と、私は思います」
「本も好きですが、手紙も好きですよ。手書きには思いがこもっていますから」
「王である私が、民の一人把握できないでどうします」
▽関係者
旧友:武雅の古都 叢雲 / 明鏡止水さん|illust/52325441
「そうですね…、止水の国の話は充分聞かせてもらいましたから、ならばその戦果を。
止水がどう戦い、勝利したのか聞かせて下さい」
「ごめんなさい止水。頼む必要、無くなってしまいました」
「結婚、おめでとうございます。どうかお幸せに、私の友人」
▽素敵な御縁を頂きました
絆:婚姻、雇用関係 / テラ・ベンデさん|illust/52560489
「全部ではありませんけど、…そうですね、ここの列から、ここの列までが私の書いた書籍になります。
…中身を閲覧できるのは王族のみですから、貴方に見せることは出来ませんが」
「私も、この国の事も、貴方の事も好きですよ、テラ」
貴方を雇ったのは、言ってしまえばただの私のわがままです。
また他の国へ行ってしまう貴方を引き留めようとして、咄嗟に思いついた手段が
処刑人である貴方をこの国で雇う事でした。
丁度そこの人手が足りないとの報告を受けていましたから、驚く貴方を前に思いつく限りの好条件を並べ
どうにかうちに来てくれないか、と頼み込みました。
快くそれを引き受けてくれた貴方を見て、安堵で腰が抜けるような思いで。
この時だけは、自分の表情の硬さに感謝しました。
すぐ表情に出るようであったら、きっととてもふやけた顔をしていたでしょうから。
テラ、私の願い、聞いてくれますか。
貴方にしか頼めないんです。貴方がいいんです。
「私をその手で殺して下さい」
最後はどうか、愛する貴方の手で終わらせてはくれませんか。
▽所属
どんな方でも構いません。
質問等ございましたらメッセージなどでお気軽に聞いていただければと。
▽
申請を頂ける場合は出会いや関係性が簡単にでも記載してあると想像しやすいのでお願いしたいです。
メッセージは即日~3日ほどお時間を頂く事になります。
それ以上たっても返信がない場合は不着の可能性がありますので、お手数おかけしますが再送していただければと思います
問題等ございましたらメッセージに
キャプションは随時変更いたします。
「ありがとう。貴方に出会えて私は幸せでした」
2015-09-03 13:12:04 +0000