ほの八月は高杉のお誕生日ということもあり、とても短いですがお祝いの気持ちとして、すこしだけお話しを描きました。
高杉の唐草の羽織が、鬼兵隊のみんなからのお祝いでもらったものであったなら素敵だなあと思い妄想を綴りました。
もちろん染めや仕立ては一級品。きっと、紅一点のまた子が着物の柄えらびをまかされて、彼女なりに一生懸命にえらんだのでしょう。
〝唐草模様〟にはその名のとおり、植物の唐草があしらわれております。途切れることなく蔦をのばす姿から、生命力の強さや繁栄などの象徴として、昔から縁起の良い柄とされているそうです。
鬼兵隊の命ともいえる彼に、枯れぬ強さと野望と生きる力を…
そんな思いの丈がこめられた羽織なら、きっと彼を護ってくれるだろうと思っております。
隻眼の彼の季節に 幸せが咲く日を願って…
2015-08-26 16:10:59 +0000