【魔花】ミシェリア【花嫁】

ゆずこ

遅ればせながら、此方の企画【illust/51208458】に参加させて頂きます。
※承認済みです※

「違う…違うの…お兄ちゃん、わたし、私は……あの人を――」

✧名前:ミシェリア
 年齢:19 身長:150cm 性別:♀
 奪われたもの:兄 武器:首飾り

 一人称:私
 二人称:貴方、~さん、さま、呼び捨て

唯一の家族である兄を魔王に殺された少女。
家族を失ったショックとストレスで髪の色が抜け落ち、肉体の成長が止まってしまっている。
本来はお兄ちゃん子で人懐こい性格だったが、兄を失ってからは悲しみからかぼんやりしていることが多い。
魔王に嫁いでからもそれは変わらないが、話しかけられれば気丈に振る舞う。
唯一の家族の仇を討つと決心していたのに、魔王と共に暮らしていくうちに思いが揺らぎだしており、
その気持ちが兄への裏切りなのではないかという思いにも苛まれている。

✧ご縁を結ばせて頂きました…!✧
ハイター・ロカ・テンペスターさんillust/52088047
迎え入れられたお城。そこにいた魔王は、忘れられない、あの日と同じ姿形をしていた。

「……はじめまして、魔王さま。私はミシェリアといいます。これから、よろしくお願いします」

魔王は不思議な行動を多く取っている。
わざわざ花をくれたり、料理をしたり、よくわからないことを言ったりしては、私が笑って見せると嬉しそうな顔をする。

(駄目、惑わされちゃ……私は、仇をとらなきゃいけないんだから……)
「ハイターさま、どうしたの? ……いいえ、私は大丈夫。優しいのね、あなたは」

ずっとずっと忘れられない記憶がある。
血溜まりに沈むお兄ちゃん、すぐ傍に居たのに何もできなかった私。血に沈んだお兄ちゃんの側に立つ、恐ろしい『魔王』の姿。
あの日から私はずっと、あの血溜まりのから動けないまま。

「だいじょうぶだよ……お兄ちゃん、仇は、かならず」

――ああ、どうして、私は動けないのだろう

あの人が笑うと、胸が痛くなる。その声が、仕草が、全てから目を離せなくなったのはいつ?
毎夜夢に見るあの日の光景は、私に彼を殺せと囁くのだ。兄の姿で、私にひたすら復讐を促す。

それなのに、こんなにも手が震えるのは何故なのだろう。
いつもと変わらないお兄ちゃんが私を抱き締めて、優しい声で何かを囁いた。
どうしたらいいのか、私には、わからない。

――私は、彼に愛情を抱いてしまったのだろうか?

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✧外部:twitter/zeronagi
※交流は外部でのものがメインとなりそうですが、大変鈍行ですがpixivでも上げられたらあげたいな…と考えています。お話するのが好きですので、もしよろしければツイッターなどで企画についてお話できたらと…!
また、R18、R18G不可となっていますが、少女漫画、少年漫画程度の軽い表現なら大丈夫です。
問題などありましたらメッセージからお気軽にご連絡下さい。
(キャプションは随時更新します)

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2015-08-22 20:00:05 +0000