【PFT】ガウォルの民【ルーイン】

石砕妄
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◆◆エスカベイターによって住処を奪われた流浪の地底人。最終戦争以前から地下の暗黒空間でほとんど誰にも知られず細々と暮らしていた種族であり、進化の過程で眼球が退化したかわりに聴力が発達している。基本的に粗暴。
本来は陽光を浴びたら爆発四散するが、族長「シン・ドゥーエ」と契約した悪魔「コウェア・スカクリル」によってもたらされた魔法の面をつけることで日中の活動が可能になった。
武器は砲撃虫「ギャ・ナエル」。
大半は族長とともにホール近辺で夜盗をしているが、傭兵をしたり普通に行商をしたりなど地上生活に適応してる者もいる。
まあオークみたいなもので個々の強さもその程度。寿命は人と同じで、他種族とも子作りができる。濃い顔の個体が多くいわゆるイケメンはいない。

『陽腕のシン・ドゥーエ』
ガウォルの民の現族長。「陽腕のシン」と名乗る。短気で執念深く多くの民に嫌われているが戦闘能力だけはあり知能もほかの同族に比べれば高めなワンマンタイプ。
エスカベイターに復讐を誓ってはいるが絶対勝てないのは分かっているため夜盗として地上人全体へのイヤガラセをおこなっている。
自分のギャ・ナエルを失っており、コウェアにもらった太陽光線を撃てる魔術手甲を用いて戦う。

『陽光の魔神コウェア・スカクリル』
陽光に関連した魔術を使う悪魔。いたずら好き。最終戦争初期にガウォルの住処近くの地下深くに封印されたが、それを偶然見つけたシンによって解放され、借りを返す形でいろいろやって族長にしてやった。がそのすぐ後にエスカベイターに住処に穴を開けられ、陽光によって全体の半数以上を失ったガウォルの民をさすがに不憫に思いいまだ協力している。

『砲撃虫ギャ・ナエル』
ガウォルの民と長く共存してる飛べない虫。分厚い鉄でさえ焼き穿つ光弾を尻から放つ。
成人したガウォルの民に一人一個卵のうちから与えられ、幼虫のうちは生命エネルギーを吸い取るかわりに武器として使用され、成虫になったらトラクター程度のサイズになるので運搬用の騎獣として使われる。この頃にはパートナーも年老いており、戦闘の必要はなくなっている。
なお光弾は余剰分の生命エネルギー、つまりは糞である。連射しすぎるとパートナーも自分も両方死ぬ。
ガウォルの民以外でも使えるが卵を用意できなかった場合成長した幼虫の太い口吻を腕に打ち込まれることになるのでとんでもなく痛い。
根本的に懐く生物ではないのでパートナーに利用価値が無くなれば全生命エネルギーを吸い取りミイラにしてしまう。これは古い価値観を持つガウォルの民にとっては名誉の死である。
なお肉は死亡後半年ほどはどんな状況下でも新鮮なまま保たれ、食感はスムージーのようで、味はスイカのようなさわやかな甘みがあり大変美味だが、野生にはほとんどいないのであまり市場に出ることはない。養殖もガウォルの民のごく一部しか出来ず一子相伝の技術となっている。

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2015-08-22 12:55:53 +0000