こちらの企画様【illust/51591605】に参加させていただきます
□レイリオ 8歳 身長127cm
エドガードの街に両親とともに暮らす
勉強が好きでこもりがちに加え物静かな性格だが
外界への興味がある
もう少し大きくなったらこれから出会う大好きな君といろんな場所を見に行きたい
□素敵なご縁いただけました!
スヴィ・シーニーさん【illust/51980941】
現在より三年後エドガードにやってきたスヴィさんと出会うことになります
住み慣れた常夜の世界 静けさの中 寂しげな声が聞こえてくるのです
色素の薄い髪は光に照らされ淡く輝いて 澄んだ瞳からは涙がこぼれている 見慣れぬ姿に心配になって
声をかけてしまいました
「そこで泣いているのはだれ?」
心臓は早鐘を打つ 好奇心は走り出します
丁寧に答えてくれた夜が怖いのだというその人は僕よりおおきい
頼りなくする背中が少しおかしくて 僕は隣で支えになる棒切れにでもなれればいいと
「弱虫をなくすなら 僕がいるくらいで恥ずかしがってちゃ駄目だ 何より僕は君の隣でずっとその歌声を聴いていたい わがままかな」
「男とか女とかお勉強よりも難しいな まだわからなくて でも ひとつだけいえるよ 君が何になったって僕はそばに 」
「僕も、お勉強は好きだけど いちばん楽しいのはスヴィといるとき」
自覚もなく 幼いからこそ 脆くて 剥き出しの中身を ありのままささげる
未来で素直になれなかったときには今このときを思い出すんだ
「ふっ…そうだね 一緒に行こう 泣き虫の君が心配だから ついて行かせてほしい 君の歌につれられて長旅なんて贅沢だ」
「海…いいな 行きたい 君は実は僕よりずっと物知りで 外のことをいろいろ知っているんだね 一つ一つ教えてほしい 約束、約束だよ」
よろしくお願いいたします
2015-08-20 20:47:51 +0000