◆企画元:千国大河【illust/50050950】
[キャプション最終更新:15/09/05]
◆人物名:ユフィウ 19歳(眠っていた期間含まず)/ 168cm/ 移住先:紡ぎし森の国メッツァマー
ポイント 10pt (強靭:0 知能:7 器用:3 機敏:0 幸運:0)
◇200年程前、仲間と共に谷底に身を投げ魔王を呪う森の一部となった…筈が、
どういう訳か再びヒトの姿で目覚めてしまったので、歌いながら旅をしている。
過去は仄暗いものの気性は穏やかで、根は明るく人当たりが良い。「まじない歌」が得意。
(8/23)女性の方と【婚姻】の絆を結ばせて頂きましたので、性別は男性となりました。
◆ジュカの民
木々や草花の声を聴き、歌を紡いで各地を巡る吟遊詩人の一族。尖った耳と中性的な風貌が特徴。
自分にとって唯一無二の存在を定めるまでは性別の概念が存在せず、相手の願いによって男女どちらかの性を得る。
寿命はさほど長くなく、平均30~50年程度だが、ヒトとしての生を終えた後は一本の樹となり、樹となった後も
生前に最も自分の得意とした(或いは愛されていた)歌を種子として風に乗せ、世界に散らばせ続けていく。
(特別な絆を得ていなくとも、樹となった後に出した種子がヒトの姿を得て成長する事で世代交代をする)
ジュカの樹が根付いた土地は緑豊かになり、歌に込めた願いの恩恵が得られ、末永く栄えるという。
こうした特性が魔王に狙われ、多くのジュカが命を落とし、叶えたくない願いの為に歌い続ける事となった。
魔王の手から逃れた者たちは谷底に集い、魔王を呪う為にその身を樹へと変え、深い眠りに就いた。
彼らの耳には未だ、魔王が死んだ知らせやそれを伝える声は、届かない。
◆絆について:(15/08/23)素敵な絆を結ばせて頂きました。(婚姻)
紡ぎし森の国メッツァマー/エヴェリーナ・メッツァマーさん【illust/51717315】
目覚めてからの旅で辿り着き出会ったのは、広大で美しい森の国、そして聡明で意志の強い瞳の女王さま。
余所者だからと彼女や国民たちから疎まれようとも、何せ起きてからずっと独りぼっちだったのです、人に出会えた喜びの方が勝りました。
そうして勝手に片隅に居座る内に、女王を始めとした人々の、ご先祖様や森を愛する気持ちに惹かれるようになり、
いつしか、自分もこの国の一部になりたい、彼女を支えたいと思うようになり、夫として隣に立つ事を許されたのでした。
「初めまして、ぼくはジュカのユフィウ。旅をしています。この国が、この森があまりに美しいので、つい魅入ってしまって。
しばらく、ここに居させて貰っても構いませんか? 歌う事しか出来ないですけど、良かったら聞いていって下さい」
「この国がこんなに美しいのは、エヴェリーナさんや皆さんの、ご先祖様を大事にする気持ちや森を愛する気持ちの強さなんだな、って分かるよ。
ぼくらジュカも、ヒトとしての生を終えた後は樹になるんだ。多分、あなた方の言う“同化”に少し近いのかな。
だからぼくらにも、森に還るって感覚は何となく分かると思う。――もう、ジュカはぼく一人だけなのだけれど」
「ぼくはかつて、自分らの境遇を嘆き、殺された仲間の無念を想い、魔王への憎しみを糧に、呪いを歌う森の一部になったんだ。仲間たちがそうだったように、ぼくもそうしなければならないのだと、当時は本気で思ってた。
樹になっていた間の事はあまり覚えてないけど、呪詛を吐き出し続ける事は辛かった。…だからぼくだけが、今になって目覚めてしまったのかもしれない。
でも、そのお陰でこの国を訪れる事が出来で、皆に、きみに…エヴェリーナに、会えた。それだけでいいんだ。…もう、いいんだ」
「エヴェリーナ。ぼくはきみを、特別に思ってる。これからも傍に居たいと、そして死ぬ時は共に森とひとつになりたいと、心から思ってる。
もしきみも、ぼくと同じように思ってくれるなら…選んで欲しい。君が選んでくれた答えなら、どんなものでも受け止めるから」
◆既知関係についても、何かピンとくるものがありましたらお気軽に声を掛けて頂けたら嬉しいです。
平和的なものからそうでないものまでどういったものでも歓迎しております。
◆次世代
ユルヤナさん【illust/52369082】
『おまえは、きっと優しい王様になる。辛い事も多くあるかもしれない、父さんはここで見守り歌う事しか出来ないけれど、
いつでもおまえの目指す先に、光があらんことを祈っているよ』
ユヴィエ【illust/52370154】
『この森を愛しているのは、とても良い事だよ。でもおまえは少し、頑なになるところがあるから…
世界を見ておいで。とても広大で、果てがない。ぼくらの短い一生では全てを知る事が出来ないくらい』
2015-08-20 14:56:56 +0000