◆ 千国大河【illust/50050950】様の第1期に参加させて頂きます。
――汝の願いを叶えよう
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クロの魔女 ニエ
ポイント 10pt 【強靭:0 知能:0 器用:0 機敏:0 幸運:10】
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◇ 悪魔の封印された魔書と共に世界を放浪する魔女。
悪魔の役目を引き継ぐ、1人に1つの願いを叶える「現象」。
自身もその願いにより不老の身体と狂わない心をもつ。
何を考えているかわからないぼんやりとした赤眼と思考で
基本的に非常にのんびりしている。森林浴が好き。
かつては「贄」と呼ばれていたが、その場所も理由も今はなく。
己唯一の存在意義を魔書と共にしている。
悪魔には「クロ」と名付けて可愛がっているらしい。
魔女の歩みの前兆では、黒き動植物が現れるようになる。
目のない烏にあったなら、もうすぐ魔女にあえるかも。
◆ (8/21)素敵な絆を結ばせていただきました!
シモンさん【illust/52060717】
黒く、黒く森が染まる中、溶けだしたような黒い人影。
「迷子ですか?」 と、手を差し出された。楽しげに笑い、戯れに魔書へ興味を示す。
願いを聞けば、さも簡単に永遠を口にし、冗談だと笑った。だから、ワタシは叶えた。
「あなたの願いを叶えるよ、シモン。不老不死の身体、確かに聞き届けたから」
それから何故か、始まったのは2人旅。彼は様々なことを教えてくれた。
「……副作用? シモンは魔法に副作用があると思うの……変なの。
シモンは不思議だね、魔法使いみたいなのに、あんまりそうじゃない……」
「国、どんなのだったか……知らない。クロに聞いてみて。ほらクロ、クロ起きて。
シモンが私の国のこと聞いてるの、知ってるよね? ねえクロ、話といてね…私も、聞くの?」
「シモンはなんでそんなに何でも知ってるの? なんでそれでも永遠に生きたいって思うの?
自分のため? シモンは不老不死が素敵な未来だと、思うの。
ねぇ、シモン。願いって何のために、誰のために願うもの、かな」
「あの時、自分のために願えば、何かが変わったんだろうね。
きっと私はもういなくて、シモンとも会えなかった。
私、魔女に見えるでしょう。でも、もう贄じゃなくなったのかな…私はニエなのかな。
変なの。シモンと会わなかったら、こんなこと、考えたこともなかった……」
咲いた想いを胸に抱かせるだけ抱かせて、いつしか彼はいなくなった。
でもまた会える、いつの日かまでに。 ワタシは胸を張れるようになるのだ。
「兄?誰、シモン? シモンはもう居ないよ。それにシモンは私の兄でも保護者でもないよ。
……ともだち、だから。きっとまた会える。まだまだ私たちの人生は長いから」
◆ 既知関係もどのような関係でもお気軽にご連絡いただければと思います。
お返事は即日~2日ほどお待ちいただくことになりますが、よろしくお願いします。
◇ 何か問題などありましたらご連絡よろしくお願いします。
2015-08-12 06:44:22 +0000