【比翼】シュメルツハフト【第3期】

香月
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暁の比翼【illust/48976450】に引き続き参加させて頂きます。

第2期/夫:ミハチ【illust/51497086
   妻:シュプリアン【illust/51178128

第3期/弟:ミラン【illust/52055288

◆シュメルツハフト<schmerzhaft>
 男/28歳/182cm/東部

 ナフィリゲイト族の魂を受け継ぐ男。
 その首には茨のような刻印【貪婪の魔紋】が刻まれており、声を出そうとすると首が絞めつけられ
 強い苦痛を伴うため、声を出すことは困難である。苦痛に耐えさえすれば声を発することはできるが
 シュメルツハフトは声を出せないことは特に不便だと感じておらず、さして気にしていない。
 享楽的で刹那主義。先のことを考えることをあまり好まず、今この瞬間を楽しんでいたい。
 人と話すことは好きだが、深い関わりは避ける傾向にある。
 基本的に夜行性だが気分次第で昼にも活動する気分屋で、割と神出鬼没。
 翼は昼は黄~金色でふわりと蜂蜜の香りがし、夜間は夜空色となり花の芳香がするものとなる。
 自分の抜け替わり落ちた羽を溶かして作り出したハープを持ち歩いており、
 花畑などの自然がある場所で奏でるのを好む。(ハープも昼夜で色彩が変化する)

◆ナフィリゲイト
 美しい声を持つ一族。楽器の演奏に長ける者が多い。
 その歌声は他者を魅了する力を持ち、自在に操ることができるが
 一族の間ではその能力を使うことは禁忌とされている。
 声には強い魔力が籠っているため、乱用しすぎると声を失う危険性を孕んでいる。

◆スキル
 貪婪の魔紋:首に刻まれた茨の模様をした刻印。声を出そうとすると締め付けられ、強い苦痛を伴う。
 愛ト絆ノ継承:詳しくはミタマさんのキャラクターシート【illust/50968583】をご参照ください。
 ゾフィリエイティ・エペ:自らの抜け落ちた蜜蝋の羽と魔力を混ぜ合わせることで自分の思うがままに
             『物』を形成することができる。形成したものに念を送ることで
             テレパスを発信することができ、それを用いてコミュニケーションを取るが
             魔力の消費が膨大なため飢えに見舞われる。普段は蜜蝋で作った羽ペンを
             空中に走らせ光の文字を描き、筆談という形を取っている。
 蜜毒の調べ-吸魔-:甘く響くハープの音色。その音色を聞いた対象の魔力を
          対象に感づかれることなく吸い取ることができる。
          そのエネルギーは生命維持に使われ、不要な分は大地に還元する。

8/24:素敵なご縁を頂きました!
 フェリ・アウロラさん【illust/52079778
 「(……こんばんは、お嬢さん。ああ、すまない…そんなに不審がらないでくれ。
   向こうから夜の虹が見えてね…もっと近くで見ようと思ったら
   この虹を作り出しているのが君のような幼く可憐なお嬢さんで驚いたよ。
   …しかし、こんな夜に一人で踊っているのは関心しないな。送っていくから、はやく帰りなさい。)」
 「(ふむ、いつか踊れなくなることが怖いのか。……私は、そこまで悲観する必要はないと思うがね。
   …踊れなくなる未来の事ばかり考えていると、今を楽しく生きられなくなってしまう。
   フェリ、私と君が今いるのは『今』なんだ。すぐでなくともいい、ゆっくりでもいい……
   私は、君には今この瞬間を楽しみ、笑っていてほしいと…切に願っているよ。
   …そうだな、いつか歳を取って、踊れなくなってしまっても…私が傍にいるよ。勿論君が望んでくれればの話だがね。)」

 「(なあ、フェリ。後悔しているか?この青い炎が襲い来るこの瞬間までこんな男といることを。
   もっとはやく逃げればよかったというものを…そうすれば、逃がしてあげられたかもしれないのに。
   ……ああ、でももう遅いんだ。はじめて会ったあの日から、君は私だけのもの。
   この青い炎に……君を譲る気など、私には無いよ。だからフェリ……暫しのさよならだ。)」
     男は青い炎が自らに遅い来る直前に、その愛しい人の魔力といのちを吸い尽くしました。
       その地に彼女の魔力をほんの少しだけ、落としてみれば虹色の光を帯びた美しい花畑が生まれたのです。
         青い炎に焼き尽くされるその瞬間まで、男は愛しい人を傍らに、穏やかに微笑んでいました。


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2015-08-11 12:06:45 +0000