「はじめまして、魔王さま!」
魔王と花嫁【illust/51208458】
8/18 0時までに頂いたメッセージにすべて返信いたしました。連絡がないという方は、お手数ですがご一報頂ければ幸いです。
◆Alba‐アルバ‐
女/16歳/152㎝/Derringer
一人称:わたし/二人称:あなた
奪われたものは故郷。渡された武器はDerringer(小型の銃)
リボルバー式ではないため連発できない。つまり、絶対に外せない。
「わたしのような人間が魔王さまの名前を呼んでいい筈ないんです」
「なくしたものは戻らない。…そんなこと、しってるの」
(あなたの大切なものを壊しても、あなたを殺そうとしても、あの事を悔いることすらしないでしょう?)
(最期の時でさえ、あの日を思い出すことさえしないんでしょう!?)
◇村と言っても差支えない、とてもとても小さな国に暮らしていた少女。
魔王の元へと行く前は、隣国に身を寄せていた。
自分の世界ともいえる故郷が突然なくなった喪失感で泣くことすらできずに過ごしていた。
混乱したまま日々を送っていたが、その原因が魔王だと知らされ、復讐を決意。
魔王を殺せばあの日から抜け出すことができるかもしれないと思っている。
元気で明るいのが取り柄。だがビビり。それは今も変わらず、花嫁という立場であってもしおらしくしない。
嫁入りした後も自由奔放にふらふらしている。勿論命令なんて聞かない。
魔王のことは名前で呼ばず「魔王さま」と呼ぶ。情がわかないようにする為。
命令されても魔王さま。寂しそうにされるとうっかり呼ぶ。
殺意を悟られないように隠しているものの、魔王に対する態度はほぼ素。
「魔王さま、たまには外に出ましょう~…外は、多分きっといい天気ですよ!」
「ひどい!わたし、子供じゃありません!魔王さまがおじいちゃんなだけですっ!!」
「愛しているのかって?…あら、魔王さま。お忘れですか?花嫁は子を成すための「役」ですよ?…なんて」申請につきまして、特に希望はございません。「襲われた」とありますが故意でも無意識でも大丈夫です。
ほのぼのから殺伐まで、ハッピーバッドメリバなど。共存でも片方が死ぬでもどんな関係でも嬉しいです。
交流スタイルに関しましてはお相手さまに合わせたいなと思います。遅筆ですのでそれでも大丈夫でしたら…。
Twitterなどでもたくさんお話できたらなと思います。
有難くも申請を頂いた場合は即日~3日以内に返信いたしますので、連絡がない場合は再送いただけましたら幸いです。
わたしの国すべてを奪ったものは、恐ろしくも、美しささえ感じる薔薇でした。
8/19♥素敵な魔王様の元へと嫁ぎました!
ロアさん【illust/52013079】
「一緒に来い」と魔王さまは言った。
「僕の手を取れ」と魔王さまは手を伸ばした。
わたしがなんの目的で、魔王さまに近づいたのか。全て分かっているくせに、どうしてそんなことを言ってしまうの。
いつか、魔王さまは妙な行動をすれば殺してくれると言っていたのに。わたしを殺すなんて簡単でしょう。
おんなじように殺してくれるんじゃないかと そう、思っていたのに。
みんなを奪ったその手で。
わたしの手を握ってくれたその大きな手で。
誰かを傷つけたその手で。
わたしを抱きしめてくれたその温かな手で。
そうしたら、そうすれば。
きっと、諦めることができたのに。
わたしが銃を向けたって、あなたは逃げないでしょう?
殺すことはきっと簡単で、引き金を引けば後は呪いがあなたを殺してくれる。
今までだって、機会はたくさんあったのに、それができなかったのは。
“あなた”を失うのが、怖くなってしまったから なんて。
失うのが怖いだけなら、わたしは戻ることもできたはず。けれど、それをしなかったのは、“あなた”の隣にいたかったから なんて。…笑えない話。
末長く幸せに暮らしました。それはきっと御伽噺の中だけ。それで、十分。
残酷で優しい魔王さま。
そんな終わりに、できると言うの?
「魔王さま、」
「離さないでいて、くれますか」
「この手を」「わたしを、」
「離さないと、誓ってくれますか」
「ねえ」
「 ロア 」
2015-08-10 13:12:30 +0000