✝魔王と花嫁 【illust/51208458】
✝ヴルツェル・ファーレンハイト -Wurzel・Faherenheit-
753歳(外見25歳)/193cm/男
一人称:私 二人称:貴方、~さん
緑の生い茂る森の中、無数の本を蔵書する城に住まうファーレンハイト家の次男。
非常に豊富な知識を有し、頭の回転も早い。
常に笑顔を浮かべ口調も丁寧だが人を馬鹿にした態度が目立つ。
花嫁に対しては愚かさも含めて面白がっている様子で知恵を得るように導こうとする。
✝魔法
【夢への干渉】自分が眠っているとき、姿と名前を知る相手の夢に入り込むことが出来る。
相手の意思に関係なく入ることが出来るが、その間深く眠るため自分の体は無防備になる。
【知恵の樹】あらゆるものを樹へと変えることが出来る。実体の無いものも可能。
作られた樹には果実が実り、その実を食べたものに何らかの知識を与える
✝花嫁様
ラベンダー・スワロタイルちゃん【illust/51776084】
――「私の記憶を返してください、魔王!」
そう言い放ち、艶やかな黒髪からきらめく簪を抜き取る花嫁。
しかしその細く力を持たない腕は到底魔王に届く事などなく――
「そのような方法で私を殺せると思いましたか?実に愚考ですね。…あぁほら、貴方が怪我をなさってどうするんです」
「知識は天にいたる翼です。私に刃を突き立てたいのであればまずはここまで辿りついてごらんなさい」
「愛しもしない毒を体に廻らせ、最終的に腐り落ちるのはどちらだと思いますか?ふふ、本当に愚かですね貴方は」
――花嫁は無知で、無力で、悩み、迷い、苦しみ、躊躇った。
「……?これは食事、ですか?驚きました。幼子の泥遊びでももう少し見目の良いものが作れるでしょうに」
「貴方は占いが出来るようになったのですね。では一つ、私たちの運命を占ってみてもらえますか?」
「貴方と同じ名の花があります。今度ユーリに頼んで城に咲かせようかと思うのですが、どうです?」
「こちらへ来なさい、ラベンダーさん。赦される限り私は貴方の全てを知りたいのです」
――魔王は博識で、強力で、嘲り、嗤い、揶揄い、愛した。
「貴方の記憶を奪った理由ですか…。…いつか教えてさしあげます。それが私が貴方に授ける、最後の言葉となるでしょうから」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
✝関係者様
兄-ルシフェルさん【illust/51787889】
「ふふふ、私は兄さんのそういう不器用なところ可愛いと思いますよ」
「あ、兄さん読書でしたら私もご一緒しても?良かったら林檎もお持ちします。…ええ、普通の林檎ですよ?」
弟-ユリヴェルくん【illust/51788115】
「ユーリはもう少し考えることをなさい。頭の中までお花畑じゃないでしょう」
「たまに強引なところがあるのはリリーだけでなく貴方もだと思いますけれどね」
妹-リリフェルちゃん【illust/51796517】
「リリーには早い気もしますけれど、すべて恋愛は多少なりとも人を賢くすると言いますし…見守るといたしますか…」
「リリーの綺麗な肌に傷でもついたら大変です。あまり無理はなさらないでくださいね」
▼CVタグありがとうございます…!石田彰最高です…!*
▼何か問題ございましたらメッセージにてお願い致します。
キャプション随時更新
2015-08-10 03:41:31 +0000