次なる地へと双狼は進む。
茂っていた草木が疎らになるにつれ立ち込める暗雲、稲光る空。
一際強い光が視界を覆い雷鳴が黒雲を駆け抜けた直後、真白く細い肢体が堕ちる、堕ちる。
戸惑う双狼に寄るは黒を纏いし青年少女たち。
薬師を名乗る青年に請い願う、“助けてほしい”と。
この龍はきっと、おんなじだから――――。
「ばか!ばかひな!なんであんな得体のしれない連中に任せちゃうんだよ。今会ったばっかの奴なんか信用して、父さんたちみたいにまた――」
「大丈夫、大丈夫だから、やな。あの人たちなら大丈夫だ。…匂いが、やさしいからさ」
◆やなひなは しろいりゅうを なかまにした!(補足は後日)
お借りしました!
ギルド・スカーラ【illust/49884388】より
◆ドゥハーくん【illust/50043745】
◆ラヴィくん【illust/49976780】
◆ライハーネちゃん【illust/49994528】
◆サラームくん【illust/50180070】
◆やなひな【illust/50018937】
企画元:pixivファンタジアT【illust/49662235】
2015-07-31 13:00:43 +0000