ベルロンドは混乱を極めていた。
はびこる魔物に、それらを討つべく集った各国の生徒・教師達。
逃げ惑うベルロンド住民の前に誰かの声が響く。
「こちらへ避難を!!」
ベルロンドの比較的被害が少ない大講堂に人が集まりつつあった。
ミネルバは各国の教師と連携を図り、生徒達に指示を与える。
「怪我人はこちらへ集り回復術の得意な者は応急処置を。防護壁を作れる者は守りを強化するのです!
ここは拠点の要となります。各々最善を尽くすのです。」
その奥には多くの怪我人が集り、一人ひとりに回復を施すミルの姿があった。
「大丈夫…私の治癒魔法で応急手当してあげますから…!」
そんな中、不釣合いとも思えるチェロの音色が、大講堂に響き渡る。
その音色は不思議と魔力を高め、恐怖と不安が渦巻く大講堂にささやかな安らぎをもたらすのだった。
そこへ、巨大な獣の姿となったロムタスが民間人を背に乗せ、避難場所へ駆け込む。
「その姿、もしかしてロムタスなのか?」
「よぉ、ギィ無事だったか。もしかしなくてもオイラはロムタスだ。世界最大のげっ歯類だって言ったろ?」
「予想以上のデカさだったんだな。」
「本来の姿はコレなんだが、なんならもっと大きくなることも、ネズミくれぇに小さくもなれんぞ。
最前線まで乗ってくか?」
「や、その前に…それ、全裸なのか?」
「………本来の姿で走る時は勘弁してくれ」
◆お借りしました!ありがとうございます!!
盛大にパラレルってます(><)
ごめんなさい~
皆さんの行動を制限するものではありませんので、パラレル・スルーでよろしくお願いします。
オールベル
ミネルバ先生【illust/50935621】
レイベルグ
エデノウィ教授【illust/50800783】
(すみません、後半戦で変化してたの気付かず浮遊術欲しさに使わせて頂いちゃいました)
エトワイル
グスタフ先生【illust/50752854】
下宿施設パストラルの同僚
ギィ【illust/50663344】
ミル【illust/50667741】
モブの方々【illust/51144337】
うちの、大きさ変わる時は基本全裸で、なけなしのリボンタイで生徒アピールの
ロムタス【illust/50763598】
乗ってもいいのよタグも今更ながら付けといちゃいます(*ノノ)
企画元:pixivファンタジアT【illust/49662235】
第二章最終戦【illust/51073376】
2015-07-05 10:04:07 +0000