「避難される方々はこちらへ!」
マスターの小言や塔で会った方々の制止もあったが、無理を言って最前線に立つ
私の術なら、まだ救える人がいるから
「そこの学生!貴女も逃げなさい!」
エトワイルの・・・いや、あれはたしか
以前いた世界で見覚えのあるコートを羽織っているし間違いないだろう
「ザイリクの騎士さん、ですね? 後の逃走経路は確保しますので突破と救出を手伝ってくれませんか?・・・地元ですし道案内も出来ますよ?」
レギリアに居た頃から碧空師団シグナスオルデンの名はよく知っている
心強い援軍の登場、そして咄嗟の思いつきを提案
『正気かキミは?さっさとこの世界から逃げ出すほうが・・・』
マスターの再三の言葉はもっともだけど、こちらには退けない理由がある
ここベルロンドは我ながら珍しく三年も住んだ街なのだし、顔見知りはかつてないほどに多い
彼らを見捨てて行くなど、今の私には出来なかった
第二章最終幕ログイン。救助活動しつつ支援に来てくれたシグナスオルデンさんillust/51074896のお手伝いです
(現地へは前半・後半ともお世話になったクリムワルドのお二人と共にillust/51140109、illust/51187978到着し、エルティは救助を優先に行動していた)
毎度の事ですが、状況の合わない部分はパラレル推奨です
エルティが三年前メイジアに到着した際の話はこちらillust/50662500参照
※転送による主な避難先はメイジア内の各都市やベルロンド郊外にいる拠点系ギルド
<お借りしました>
【碧空師団シグナスオルデン】
年齢詐称薬が切れてしまったのが少々残念 カフィカさんillust/49672882 二章illust/50679594
非公式ロゴillust/49663384
<自キャラ>
ベルロンドの下町はだいたい網羅しているし空間把握や転送魔術が得意なため、この状況での案内役としては使える?
エルティ=フレアロットと久々に出現しても小言ばかりの【マスター】クロノス
illust/49665830
キャプション・タグは随時更新
2015-06-29 16:04:53 +0000