アンケート:人の人生ってのは、表から見ただけじゃわからないことが多いんでさぁ・・こういう泥臭くても人間をリアルに描く作品も、すたれていくのは悲しいことでござんすね・・・
さて お次のモデルさんどーぞー
磯貝「写真撮るだけで すっげー金くれるんだってさ!!」
前原「マジでー!?その金でチャンネーをゲットだぜー!!」
『木枯らしサージェス』
サブタイトル:OHEDOの夜を走れ
サージェスは百姓:重兵衛(じゅうべえ)の頼みで行き倒れの母と子供を助けた、そのことがきっかけで、大盗賊 十六夜小僧(いざよいこぞう)と関わり合うことになったのである
十六夜小僧は4000両も盗み取った盗賊だが 今年の春に捕縛されていた
だが、そのうちの1500両の行方がわからないそうである
十六夜小僧は死罪と決まり、刑が執行される寸前だったが
それで田舎から子供を連れて出てきたのがデスピナだった
デスピナは十六夜小僧の妻だったのである
デスピナを宿まで運んで自分の役目はすんだと思ったが
なおも重兵衛は頼みたいことがあるという
重兵衛「親分さん、重ね重ねご無理を申しまして まことにすまねえんでごぜえますが・・もう一つだけ頼みを聞いてやってくださいませんか?」
サージェス「あっしはこれ以上の関わりはご遠慮させてもらいやす」
重兵衛「そこを何とか・・デスピナはあの通りの病で わしはこの通り足が悪いもので」
確かに、重兵衛は道中ずっと足をひきずって歩いていた
仕方なく、市中を引き回される十六夜小僧のオズ吉に女房子供が無事という印を見せた するとそれに気が付いたオズ吉は何かの合図を送った
帰り道、サージェスは知り合った謎の女シノーペに飲めない酒を飲まされ 泥酔して寝込んでしまった 目を覚ましたがすでにシノーペの姿はなかった
ぼんやりする頭でうっすらと思い出したのは、オズ吉が二本指を立てる合図を出したのをシノーペに教えたことだった
サージェスは何かの危機を感じ取り、十六夜小僧の女房デスピナが養生している宿に向かうが
すでに夜も遅く、木戸(きど)は閉じられた後だった
夜のEDOは町ごとに設けられた木戸をくぐらなくては通れないのである
そこで裏道を走り回って 木戸を避けていったのであった
ようやくサージェスはデスピナがいる宿にたどり着いた
デスピナ親子は無事だったが、重兵衛が女に呼び出されて行ったと主人から聞いた
主人夫婦にデスピナたちの看病を頼み、サージェスは再び走り出した
重兵衛がシノーペに連れてこられた場所は街道沿いの神社だった
シノーペ「オズ吉の女房は病で伏せってるから こいつを連れてきましたよ」
重兵衛「あ、あのう・・サージェスさんはどちらに?」
フォボス「おい百姓、俺はNIGHT新宿を仕切る白狐のフォボスってんだ おめえ、十六夜小僧の隠し金のありかを知ってるな?」
重兵衛「へっ・・!?な、何のことやら私にはさっぱり・・」
フォボス「とぼけるんじゃねえ!!てめえがオズ吉に合図を見せに、あの木枯らしサージェスってやつを行かせた事は知ってんだ!!」
重兵衛「そ、そりゃ私はオズ吉さんの女房から頼まれましたもんで・・この通り足も悪いですし・・」
フォボス「ほーう、どうあってもとぼける気か?おい 痛めつけてやれ!!」
重兵衛「ヒィイイイイーー!!!!」
ボカ、バキッ、ドス、ガン!!(痛めつける効果音)
重兵衛「ヒィ、ヒィ・・お、お助けを~~・・!!」
イシガシ「親分、こいつ本当に知らないようですぜ」
フォボス「チッ、無駄足だったか・・・じゃ女房に聞いてみるか おう、その土百姓は田んぼの肥やしにでもしてやれ!」
重兵衛「ひぇえええ!!お、お助けをー!!」
フォボス「ん!?」
シノーペ「思ったより来るのが早かったじゃないか」
サージェス「俺としたことが うっかり飲めねえ酒を飲まされて、おめえさんにオズ吉からの合図をしゃべっちまったのは うかつだった・・・それはそうとして、おめえさんはオズ吉に惚れてたんじゃねえのかい?」
シノーペ「冗談じゃないよ、あたしのダンナはこの白狐のフォボスさ 十六夜小僧の隠し金を探すための方便に決まってるじゃないか!!もうあんたに用はないよ 命が惜しかったら消えるんだね」
フォボス「おう木枯らしの!命が惜しかったらすっこんでな!!」
サージェス「せっかくですが白狐の親分さん、あっしは自分の命を惜しいとも大切とも思っちゃいねえんで・・」
フォボス「たたっ斬れー!!!」
しかし、サージェスの剣の前にフォボス一家は全滅した
シノーペ「やるじゃないか やっぱり木枯らしサージェスの強さは噂通りだったね さあ 今度は私の番だよ」
サージェス「女子供を斬るようなドスは持ち合わせちゃいねえんだ」
シノーペ「そうかい、それじゃ こちらからいくよ!!」
そして返り討ちになるシノーペだったが 死ぬ間際に本当の気持ちをサージェスに打ち明けた
人は死を前にしたときは 自分を偽れないものである
サージェスは哀れな女に花を手向けると、オズ吉の女房が寝込んでいる旅籠へ向かった
重兵衛「あ 親分さん この度は何から何までお世話になりました!!」
サージェス「重兵衛さん 前から気になっておりやしたが おめえさん どうしてこの親子の面倒を見ていなさるんで?」
重兵衛「へ?そ、そりゃ この親子があんまりにも気の毒だから・・・サージェスさん、何をおっしゃりたいんで?」
サージェス「行倒れたデスピナさんの手助けをしてくれと、あっしに声を掛けてきた時から妙だと思ってたんでございますよ それであっしはデスピナさんの亭主に女房子供の無事を知らせる合図を送る役目を押し付けられ、挙句の果てには白狐一家に殺されかかったんでござんすからね・・・あっしのような裏街道を歩くような人間に親切に声を掛けてくるときは利用するときと相場が決まっておりやす」
重兵衛「い、今はそんな話をしてる場合じゃねえんでごぜえますよ!!デスピナ、お前ならわかるはずだぞ オズ吉が二本の指を立てたのはどういう意味があるんだ?」
デスピナ「・・・うちの人はあちこち引っ越しをしていました そのうちで『二』のつく所は・・AIOI町の二丁目・・・そこに金が隠してあるんです」
サージェス「十六夜小僧の隠し金か・・・」
しかし、デスピナから 驚くべき事実が明らかになる
不破「うーん、一話からいい話ねぇー 続きが気になるわアー!!・・・ってボケー!!少年誌に時代劇なんてウケるわけないでしょー!?んもー 烏間先生の『はかいしんあんこくしてんのうのぼうけん』と菅谷くんの『アート小僧』と原さんの『クッキングママ』の他にどうもパッとする作家がいないもんだから描かせてみたらこれだもの!!竹林君に代筆頼んでおいてよかったわ!!『フィギュア大将』DQNのガキ大将がフィギュアの良さに目覚めていく実録漫画だけど 何かもうちょっと色が欲しいわねえー」
「そんなら付録をつけたらどうでしょ?」
不破「付録ねえ・・・ま 製本やら あんたにまかせてるんだから ダメ元で試しにやってみるか」
2015-06-28 11:31:59 +0000