一説によるとヒトは環境によって形作られるのだという。
多くの虫や魚の影に、彼女の人間性などは塗りつぶされてしまったようだった。
しかし人の言葉を発するし、かろうじて人の姿もとろうとしている意識も感じられる。
『人間性とはなにか おれには分からなくなってきた』
ー魔法物理学者の手記よりー
全てを記憶する石「アステリオ」に記された魔法工学教授の娘。本名は不明。
そして様々な海の生物達の記録が何十年も上書きされていった、彼女の成れの果て。
「太陽が見たい」「外にでてみたい」「だれかにふれてみたい」何百種もの魚、プランクトン、貝、虫の記録。
彼らの欲求を封じ、「リーグの時だけ出現する」「城の中にしか現れない」制約のもと、
人間性を保っていたが、宝珠による魔術式の改竄によって肉を得て実体化、
欲求を封じる事ができず暴走してこのような姿になってしまった。
外形は娘の姿をかろうじて保っているように見える。
言語野は存続しているよう。だが、基本的にさまざまな生物が混在し、反発しあってるせいか知能は低く「ああああーーー」等のうめき声しか出さない。
しかし突然過去の記憶をつなぎ合わせた文章からなる言葉を発することがある。
こっちの漫画illust/51087210にでてきたモンスターの詳細です。
水属性の魔物なので、炎の攻撃に弱いです。あとは強い光を当てるとひるみますが、水や暗闇で再生します。
ぷにぷにした触手は自在に形を変え、切り離しが可能で、黒い魚状の槍(絵の上下にいるやつ)になって飛んで来たり。
(描くのめんどくさいときはもう魚だけで全然大丈夫です)
舌は伸びます。隙あらばひとの目玉とか柔らかい部分を食おうとしますので注意。
他の魔物を呼び寄せて捕食したりします。
※複数個体が存在しててもおかしくないので、戦いたい方は自由に!
2015-06-25 16:28:29 +0000