素敵な企画「おわかれの作法」【illust/50517673】二人目参加させて頂きます。
■御爺(おんじい)
死神/男/外見70/172cm
翁のお面をつけたおじいちゃん。死神歴数百年の古株。
誰にでも穏和で優しく、物腰柔らかでちょっとおちゃめ。人生経験長い分の寛大さで多少無礼でも怒らない。
甘い匂いの煙管を愛用し茶と風情を嗜んでる。
歳が歳なので人間も大概の死神も坊ちゃん嬢ちゃん扱い。
人間に対してはじっくり話や考えを聞き、時に諭して本人がなるべく納得し穏やかな最期を迎えられるようにする。普段は一歩引いて見守ってるけど老体に響かない程度なら望みも応えてくれる。
死神に対しても子や孫のように見守り、悩んでいるようなら本人に今一番必要な言葉をかける。
本名:小早川 景綱(こばやかわ かげつな)。皆には大体「御爺」と名乗るので本名は古参の死神しか知らない。
■素敵なご縁を頂きました!
田崎向日葵さん【illust/51001590】
「別嬪さんの迎えがこんな老いぼれですまんのぉ。儂がお前さんの最期、魂を引き取る御爺じゃ」
「ヒマワリは伏してもなお陽に向かい咲き続けるという。ほっほ、実に嬢ちゃんにぴったりの名じゃの」
「お前さんの思うとおりに精一杯進めば良い。何、じじいがちゃんと見とるで大丈夫じゃ」
「死ぬその瞬間まで悔いの無いように生きる…その心意気や天晴れよ。お前さんの生き様、この御爺がしかと見届けようぞ」
―――
( 、 )
「…嬢ちゃん、嬢ちゃんや。お前さんの助けた子供な、お前さんが助けねば死ぬ運命じゃった。お前さんは確かにあの子を救った。あの子はお前さんに、救われた」
「あの子供、毎年お前さんの墓に向日葵を供えに来るぞ。「助けてくれてありがとう」、となぁ。心から礼を伝えに来るわ」
「がんばったのぉ、偉かった。爺はしかと見ていたぞ。あぁ、まっこと、格好良かった」
「この一瞬だけではない。お前さんの生きる様、生きた様は、どの瞬間も凛々しく、美しかった。共に過ごせたこと、見届けることが出来たこと…爺は心から光栄に思うぞ」
「さぁ疲れたじゃろ。あとはじじいが連れてゆくで、ゆっくりお休み」
「嬢ちゃん。…田崎、向日葵。お前さんのことは決して忘れまいぞ」
(美しい娘だった)
(名の通り陽に向かい真っ直ぐに咲く花が似合う、美しい生き様の娘だった)
(わかれの時、娘があまりにも綺麗に満足げに微笑み、安らかに目を閉じるものだから)
(来世でも凛と花咲き誇るように生きて欲しいと 願わずにはいられなかった)
■関係
可愛い孫のような死神のコウタさん【illust/51135456】
人間だった頃のコウタさんの最期を看取り、魂を引き取らせて頂きました。
過去のことは御爺自身は覚えていますがコウタさん本人が忘れているならそれで構わないと触れることはなく、今は死神としてのコウタさんの成長を見守っています。
「おお、コウタ坊。また手品の腕を上げたな?感心、感心じゃ」
「なぁ坊よ。お前さんは優しいが故にこれから悩むことも多かろうが、お前さんならきっと大丈夫じゃ。何かあれば、また話を聞くくらいならこのじじいにも出来るからの」
■関係について
友人、既知設定ご自由にどうぞ。悩める死神さんなどお気軽に進路相談お越しくださいませ。
また古株設定の死神さんに限り本名で呼んで頂いて構いません。
モブ背景にも自由にお使いください。
■問題であればご一報ください。
キャプション随時更新(7/21)
2015-06-24 16:41:03 +0000