『南洋艦隊物語』で、これまで設定だけしか出てこなかったドイツ連邦海軍開発局のオットー・ボーネンクラウト技師です。本作中では付喪神実体化システムの実用化に成功し、(作中)世界初の艦娘として、デンマーク海峡海戦後に英国の熾烈な追撃を受けて沈没した戦艦ビスマルクの艦魂を実体化させ、後に二郎提督同様白兵艦隊の指揮に携わる事になります。デザインは黎音そのままです(活字俳優として見れば、イギリス人の父に似た兄の黎音がドイツ海軍のオットーを、日本人の母に似た妹の麻理亜が陸自のマリヤ将校を演じている訳です)。
因みに、彼の名前とビスマルク嬢の艦名を掛けて、稀に『オットー・フォン・ビスマルク』と鉄血宰相のような綽名で呼ばれていたりしていますが、このフォンはあくまで一般前置詞(英語のofに相当)としての意味合いしかない(要するに『ビスマルクのオットー』程度の意味)のは言うまでもありません。
2015-06-02 11:13:47 +0000